無料カウンター
smtwtfs
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
Profile
BBN聖書放送
9条守ろう!ブロガーズ・リンク
天木直人のブログ-日本の動きを伝えたい-
[公式] 天木直人のブログ
STOP!再処理 ネットワーキング
Recommend
新改訳聖書―注解・索引・チェーン式引照付
新改訳聖書―注解・索引・チェーン式引照付 (JUGEMレビュー »)

スタンダード版でも好評の引照(Cross Reference)に加え、主要項目の参照個所が“いもづる式”に分かるチェーン式引照、簡潔明瞭な注解、体系的な学びに役立つ索引を備えた、日本語で唯一とも言えるスタディ・バイブル。
Recommend
バイリンガル聖書
バイリンガル聖書 (JUGEMレビュー »)

新改訳とNIVの初めての和英対照聖書。巻末に最新の聖書地図を掲載(こちらも和英対照)。日本語では分かりにくかった聖句も、英語ではストレートに心に響いてくることもあるから、不思議……。
Recommend
すぐに役立つみことば集 バイリンガル版
すぐに役立つみことば集 バイリンガル版 (JUGEMレビュー »)

1982年の初版発行以来、生活の様々なシーンで助けと慰めを与え続けてきた本書。今回、NIVとのバイリンガル化で、その時に必要な御言葉をさらに深く味わえるようになりました。最善最良の信仰書の一つに加えてみてはいかが?
Recommend
Streams in the Desert: 366 Daily Devotional Readings, Walnut, Italian Duo-tone
Streams in the Desert: 366 Daily Devotional Readings, Walnut, Italian Duo-tone (JUGEMレビュー »)
Charles E., Mrs. Cowman
FEBC(韓国・済州島のキリスト教放送局。毎日21:30〜22:45、1566kHz)の放送終了前に、この邦訳『荒野の泉』の一節が朗読されている。
本書は改訂版で、聖句の引用は英訳聖書の中で最も普及しているNIVを使用しており、読みやすくなっている。
一日の終わりに、心に沁みるデボーションのひとときを持ってみてはいかが。
Recommend
ラジオは脳にきく―頭脳を鍛える生活習慣術
ラジオは脳にきく―頭脳を鍛える生活習慣術 (JUGEMレビュー »)
板倉 徹
ケータイ、テレビ、パソコン…。視覚に頼りすぎた生活では「脳」は萎縮する。ラジオを聴いているときや読書の「場面想像」で脳全体が活性化する―など、脳機能低下を防ぎ、頭を良くするカンタンな方法を提案。無理なく継続でき、能力向上、記憶力アップ、脳の若返り、うつ病・アルツハイマー防止などにも効果抜群なシンプル生活のすすめ。
Recommend
 (JUGEMレビュー »)

国や電力会社は「原発は地球にやさしい」「エコに貢献」などと盛んにPRしているが、やさしくないどころか、逆に温暖化を促すことを分かりやすく解説する。
Recommend
放射能がクラゲとやってくる―放射能を海に捨てるってほんと?
放射能がクラゲとやってくる―放射能を海に捨てるってほんと? (JUGEMレビュー »)
水口 憲哉
25年以上昔から再処理工場からの放射能廃液の海洋放出に関して情報発信を行ってきた著者による、気仙沼における講演記録を収録したブックレット。さまざまな事例をもとに、放射能廃液による海洋汚染の実態を述べる。
Recommend
Recommend
Recommend
トリックスターから、空へ
トリックスターから、空へ (JUGEMレビュー »)
太田 光
オピニオンリーダーとして俄然注目を集める太田光が、戦争、憲法、教育、そして日本という国そのものに真っ向から挑む! 話題作『憲法九条を世界遺産に』の論点を広げ、さらに掘り下げた意欲作。「本書を出すことが今の自分の使命だ」とまで言い切る太田光、渾身の一冊!
Recommend
憲法九条を世界遺産に
憲法九条を世界遺産に (JUGEMレビュー »)
太田 光, 中沢 新一
実に、日本国憲法とは、一瞬の奇蹟であった。それは無邪気なまでに理想社会の具現を目指したアメリカ人と、敗戦からようやく立ち上がり二度と戦争を起こすまいと固く決意した日本人との、奇蹟の合作というべきものだったのだ。しかし今、日本国憲法、特に九条は次第にその輝きを奪われつつあるように見える。この奇蹟をいかにして遺すべきか、いかにして次世代に伝えていくべきか。お笑い芸人の意地にかけて、芸の中でそれを表現しようとする太田と、その方法論を歴史から引き出そうとする中沢の、稀に見る熱い対論。宮沢賢治を手がかりに交わされた二人の議論の行き着く先は…。
Recommend
茶色の朝
茶色の朝 (JUGEMレビュー »)
フランク パヴロフ,ヴィンセント ギャロ,藤本 一勇,高橋 哲哉
突然「茶色のペット以外は飼ってはいけない」という法律ができたことで起こる変化を描いた反ファシズムの寓話。
Recommend
戦争のつくりかた
戦争のつくりかた (JUGEMレビュー »)
りぼん・ぷろじぇくと
戦争はいきなり始まるものではなくて、一歩、また一歩とゆっくりと「戦争ができる」「戦争をしてもいい」「戦争しなきゃ」というように進むものだと思います。 本書はまさにこのプロセスを絵本仕立てでわかりやすく示した「戦争レシピ本」です。小学生でも80歳の方でも等しく読める内容です。多くの一般市民にとってこの本は「戦争を考えるヒント」になるのではないかと思います。
Recommend
Recommend
憲法は、政府に対する命令である。
憲法は、政府に対する命令である。 (JUGEMレビュー »)
ダグラス・ラミス
日本国民のどれくらいが「憲法とは何か」という問いに正しく答えられるのだろうか。著者は基本的に護憲の立場を取るが、その主張は第9条の正当性をヒステリックに叫ぶだけのものではない。本書は国際的かつ歴史的視点から憲法を解説し、日本国憲法が為政者と国民に何をもたらし、また何を抑制してきたかを整理するもの。
まずは「国の最高法規」である憲法が政府の施策のみならず、国民個人の政治的アイデンティティーを規定し、その国の文化にまで深い影響を与えていることを種々の学説や西欧の実例で示す。結果、日本国憲法の条文は主権在民の原則に立つ我が国の政府に対する「命令」であり、命令を下された側が足かせと感じるのは当然のことだと言う。「この憲法は米国から押しつけられたもので国民の総意ではない」という改憲派の常套句については、戦勝国の米国自身ですら制御できない権限を日本国民に与えたことを、米国が最も悔やんでいると反論する。
こうした立ち位置から第9条と安全保障条約、言論の自由、人権条項、政教分離の原則などをテーマに、現憲法の価値について考察を加えていく。
Recommend
憲法と戦争
憲法と戦争 (JUGEMレビュー »)
C.ダグラス ラミス, C.Douglas Lummis
憲法第9条に人びとを戦争からまもる力があるか? 国の交戦権とはどんな権利か? 自衛隊の海外派遣の本当の目的とは? 日米新ガイドラインのめざしているものは何か? これからの日本国憲法のために、改憲派であれ護憲派であれ、これだけは考えておきたいことを根源から問いなおす。
Recommend
みどりのゆび
みどりのゆび (JUGEMレビュー »)
モーリス ドリュオン, Maurice Druon, 安東 次男
裕福に暮らすチト少年は、お父さんが兵器を作る人だったことを知り、驚きました。じぶんが不思議な<みどりのゆび>をもっていることに気づいた少年は、町じゅうに花を咲かせます。チトって、だれだったのでしょう? (小学4・5年以上)
Recommend
愛国者は信用できるか
愛国者は信用できるか (JUGEMレビュー »)
鈴木 邦男
三島由紀夫は言った。「愛国心は嫌いだ」 なぜか!? 新右翼の大物が初心に返って「愛国心とは何か」を考え、その素晴らしさと危うさの両面を説く。天皇制や天皇論についても一家言を述べる。
Recommend
沖雅也と「大追跡」―70年代が生んだアクションの寵児
沖雅也と「大追跡」―70年代が生んだアクションの寵児 (JUGEMレビュー »)

初めてコメディータッチを取り入れた刑事ドラマ「大追跡」(1978年4〜9月)。後の「俺たちは天使だ」「プロハンター」「あぶない刑事」などに大きな影響を与えた。
「大追跡」を軸に、主役メンバーであった沖雅也氏の芝居やアクションを中心に論じた評伝。これまで知られていないエピソードなど満載。
Sponsored Links
SEO / RSS
New Entries
Categories
Archives
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Mobile
qrcode
Others
無料ブログ作成サービス JUGEM
Search This Site.

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

at , スポンサードリンク, -

-, -

【転載】避難基準に福島原発事故の実態を!7日間50mSv、年20mSvは高すぎる

JUGEMテーマ:行政に文句を言う

FoE Japanの満田です。

すでにお伝えした通り、原子力規制委員会は、現在急ピッチで、原発事故がいざ生じたときの防災計画策定のための避難基準を検討しています。

ところが、現在の案では、事故後数時間は毎時500μSv(7日間50mSv)、その後は毎時20μSv(年20mSv)と高い避難基準が設定されています。
(メディアは、規制委の説明をうのみにして、IAEAの異常に高い基準、すなわち毎時1000μSv、7日間100mSvと比較して、「国際基準より厳しく」などと報道していますが、これは比較する方が誤りでしょう。)
規制委が踏まえなければならないのは、IAEAの異常な基準ではなく福島の実情そのものです。 防災計画を策定する範囲のUPZ(緊急防護準備区域)は30kmのままですが、これはあまりに狭すぎます。
計画的避難区域とされた飯館村は福島第一原発から40〜50kmでした。
同村に避難指示が出されたのは、事故後一カ月以上たったときであり、その間、村民の方々は、事故後もっとも高い線量を示した期間、無用の被ばくを強いられました。 さらに、政府が定めた年20mSvという基準により、多くの方々が「自主的」判断のもとでの避難を余儀なくされています。 このような実状は、今回の避難基準には何一つ反映されていません。 それどころか、防災指針で問題の多い年20mSvを正当化してしまいます。 この問題を追及していくことは、うやむやにされている福島原発事故による住民の被ばくの責任の追及でもあり、原発の存在の根本そのものを問うことになると思います。 これは私たち自身の問題です。 多くの声で、このようなでたらめな避難基準の見直しを求めていきましょう。
署名運動を行っています。ぜひご協力ください。

※なお、現在の案では避難基準の他にも食物制限基準などが記されています。
これはこれで大きな問題だと思いますが、今回は避難基準に焦点をあてた署名としました。 ---------------------------------------------- 【緊急署名】避難基準に福島原発事故の実態を! 7日間50mSv、年20mSvは高すぎる 緊急防護準備区域(UPZ)30kmは狭すぎる http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/750msv20msv-upz.html ---------------------------------------------- オンライン署名フォーム: https://fs222.formasp.jp/k282/form1/ 補助フォーム: https://pro.form-mailer.jp/fms/6fd4c23135853 団体署名はこちらから: https://pro.form-mailer.jp/fms/87992e8335813 紙フォーム(添付): https://dl.dropbox.com/u/23151586/121228_20mSv_shomei.pdf 一次締め切り:1月9日(水)23時 二次締め切り:1月15日(火)23時 三次締め切り:1月28日(月)朝10時 ---------------------------- 2013年1月  日 原子力規制委員会 委員長 田中俊一様 委員各位 【緊急署名】避難基準に福島原発事故の実態を! 7日間50mSv、年20mSvは高すぎる 緊急防護準備区域(UPZ)30kmは狭すぎる 要請事項: 1. 30kmのUPZの範囲を拡大すること 2. 7日間50mSv、年20mSvという緊急時避難基準、早期防護措置の 一時避難基準を見直すこと。 3. 福島原発事故後に取られた避難政策を検証すること。このため、被災住民、避難者のヒアリングを実施すること 4. 防災指針や避難基準に関して、懸念を有する市民の声を広くきくため、公聴会を開催すること。 5. 拡散シミュレーションをやり直すこと。 【背景および要請理由】 12月27日、原子力規制委員会の「第5回原子力災害事前対策等に関する検討チーム」会合で、下記の基準が示されました。 ・原発事故時の緊急時の避難基準として500μSv/時、包括的判断基準として実効線量50mSv/週→数時間内を目途に区域を特定し、避難等を実施 ・早期防護の一時移転基準として20μSv/時、包括的判断基準として実効線量20mSv/年→1日内を目途に区域を特定し、1週間内に一時移転を実施。 (出典:12月27日開催「第5回原子力災害事前対策等に関する検討チーム」資料4) http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/pre_taisaku/data/0005_04.pdf 原子力規制委員会は緊急防護準備区域(UPZ)を30kmとしており、この範囲内の自治体は3月18日までに地域防災計画を策定することとなっています。 しかし、福島原発事故後の現実や、被ばくの影響を考えれば、この避難基準はあまりに高すぎ、30kmのUPZの範囲設定はあまりに狭すぎます。
30kmで不十分なことは、原子力規制委員会による拡散シミュレーションからも明らかです※。 計画的避難区域とされた飯館村は福島第一原発から40〜50kmでした。 同村に避難指示が出されたのは、事故後一カ月以上たったときであり、その間、村民の方々は、事故後もっとも高い線量を示した期間、無用の被ばくを強いられました。 また、福島第一原発から60km以上の地点でも、事故後20μSv/時以上(福島市で24μSv/時)を観測しました。 事務局が示した基準を前提としても30kmの外側についても「避難」の範囲が及ぶことは明らかです。 さらに、今回の防災指針や30km圏の設定には、放射性雲(プルーム)の影響は考慮されていません。 放射線管理区域の基準(実効線量が3月あたり1.3mSv)が年換算5.2mSv、毎時換算0.6μSvであること、チェルノブイリ事故後生じたさまざまな疾患を考えれば、避難基準としての20μSv/時(年20mSv)は高すぎます。 福島原発事故後、国が示した「年20mSv」という基準による避難区域の外側では、多くの人々が自主的判断のもとでの避難を強いられました。 今回の原子力規制委員会の検討はあまりに拙速です。 10月に策定された防災指針はパブリックコメントにすらかけられませんでした。 原発事故によって、最も被害を受けるのは近隣の住民であり、被害の範囲は全国民に及びます。 原子力規制委員会は、福島原発事故の実態をふまえるため、被災住民からの聴き取りを行うとともに、広く懸念を有する市民の声をきくべきです。 ※原子力規制委員会による拡散シミュレーションでは、100mSv/週という異常に高いIAEA基準でも30kmを超える地点が多くあります。
今回採用されようとしている避難基準50mSv/週や20mSv/年の範囲が30km圏を大きく超えて 広がることは明らかです。
予測される空間線量率上位3%をカットする「規制庁方式(97%値)」ではなく、「100%値」で試算すれば、このような地域はさらに広範囲にわたります。
このような視点から拡散シミュレーションを見直し、やり直すべきです。 以 上  ※参考記事: これでいいのか?防災指針 緊急時の避難基準…500μSv/時(7日間50mSv)、早期防護の一時移転基準が20μSv/時(20mSv/年)、UPZ…30kmの矛盾 http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/500sv750msv20sv.html

at 13:34, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)

【転載】[TUP-Bulletin:0062] 速報919号 アメリカでも放射能汚染の心配が止まらない

JUGEMテーマ:原子力発電

「正しい放射能の怖がり方」を考える

──────────────────────────────────────

コロラド州ボルダー在住の日本人寿司シェフ、TUP OBの笛吹氏からのメールをお届けする。かれ自身が寿司を握りながらボルダーの人々と交わした会話から始まり、福島産の放射性物質に対するアメリカ人の心配を具体的に報告してくれている。 笛吹氏と同様に日本国外(イギリス)に在住するわたしから見ると、かれの報告にあるアメリカ人の心配は少しも奇異ではない。イギリスのメディアでは、福島第一原発に関するニュースはひところよりはさすがに少なくなったが、時々報じられるニュースの内容はいまでも十分に心配なものだ。 震災後に起きた原発での水素爆発を受けてのアメリカやイギリス(やその他の国々)の対応について、日本では、事故を大きく見積もり過ぎだとか自国民の避難範囲を広げ過ぎだとか、ずいぶん批判されていた(「チェルノブイリとは違う」という意見も多かった)。しかし、各国の過剰とも見える反応が実は「正しい放射能の怖がり方」だったことが、爆発時周辺の原発の状況が次々に開示されるにつれて、日本の人の目にも明らかになってきているのではないだろうか。 この態度の違いは、ひとつにはチェルノブイリをどう経験したかの差ではないかと思う。25年前のチェルノブイリ原発4号炉の大爆発によって北半球のほとんどの場所が放射能に汚染されたが、その「汚され方」は地域によって差がある。最もひどく汚染された(いまも汚染されている)ベラルーシとウクライナ、ロシアのヨーロッパ側はもちろん、スカンジナビアを始めとするヨーロッパ全域、北アメリカの一部やトルコや北アフリカの一部での汚染のひどさからすると、日本のそれは比較的軽微なものだった。 チェルノブイリの経験は各国のその後のエネルギー政策にも大きく影響し、つい数年前までは、フランスを除くヨーロッパのほとんどの国は原発を新設しない方向でほぼ足並みが揃っていたぐらいだ。チェルノブイリ後にも次々に新しい原発を建設したばかりでなく、ほとんどの国が手を引いた高速増殖炉の夢をあきらめずにいた日本とは対照的だ。 フクシマ後の世界のエネルギー政策は、チェルノブイリ後以上に大きく変わるだろう。そのなかで文字通りの震源地の日本がどうするかに当然のことながら注目が集まる。かつて日本は、自然エネルギーの利用で世界の技術をリードしていたことがある。チェルノブイリ前の80年代初め、日本の太陽熱発電は技術において世界の最先端にあり、太陽光発電もまた、2000年ごろまでは生産量と普及率の双方で長らく世界一だった。しかし、エネルギー政策が原子力中心になったことで、世界からすっかり置いてきぼりにされてしまった経緯がある。 放射能を正しく怖がることで、もう原子力には頼らないと社会の意志をシフトすれば、世界の人が目を見張るようなアイディアがまた出てくるのではないだろうか。広島と長崎に核爆弾を投下された経験を持つ日本人の遺伝子には、「正しい放射能の怖がり方」の記憶が共有されているはずだから。 (前書き:藤澤みどり/TUP) ───────────────────────────────────── TUPエッセイ:アメリカでも「放射能汚染」の心配が止まらない パンタ笛吹著 コロラド州ボルダー市は環境保護に熱心な街だ。ボルダーの中心部でオーガニックのスーパーマーケットが開店し、その中の寿司コーナーで数週間働いた。醤油からみりん、玄米までオーガニックを使うという、徹底した健康志向の寿司屋だ。 そこで毎日のようにお客さんから「放射能汚染」に関しての質問を受けた。「日本の海草から高濃度の放射線セシウムが検出されたと聞いたけど、巻き寿司の海苔はだいじょうぶ?」「放射性物質を4000兆ベクレルも海に流したと新聞で読んだが、ここの寿司の魚は日本から来てるの?」などなど。 そのたびに、「海苔は原子力発電所事故の前に製造したものだから大丈夫」「マグロは大西洋から、シャケはノルウェー産だから心配ありません」と説明するが、私自身、これから先どこまで汚染が広がるのか危惧している。 米国人が心配するのは日本から輸入する水産物だけではない。米国各州で水道水や牛乳から放射性ヨウ素が検出されている。また、米国内の大気も放射性物質で汚染されているので、「靴やコートは放射性微粒子が付着している恐れがあるから家の中に持ち込まないように」と警鐘を鳴らす科学者もいる。 マサチューセッツ州ウースター工科大学の放射線化学者、マルコ・カルタフィン教授は、フェアーウィンド誌[註/文末参照]のインタビューにこう答えた。 「私たちは普通のガイガーカウンターでは測定できない10億分の1レベルの高濃度放射性微粒子を計測しています。それらの微粒子は極めて小さいので、風に吹かれて世界中に運ばれます。日本で検出されるアメリシウムやウラニウムのような放射性微粒子が、今では米国の大気中でも検出されています」 「レントゲンでの被曝はほんの一瞬ですが、放射性微粒子を吸い込むと体内に留まり、一生被曝し続けることもあります。一つの微粒子でも膨大な放射能を発生させるので、細胞を破壊するか腫瘍を発症させる可能性があります。これらの放射性微粒子を食べたり吸いこんだりしないよう、どうしたら避けられるか知る必要があります」 「日本全体の放射能汚染レベルは今、1950年代や60年代に数多く行われた核爆弾実験の最悪時よりもはるかに高くなっています。それらの一部が米国の大気や土壌を汚染するので、放射性物質を吸収しやすい野菜などに気をつけなくてはなりません」 「米国でももっと放射線の測定を徹底させ、花粉予報のように、例えば『明日は放射性微粒子が大気中に多いので屋外での運動を控えるように』とか、放射線注意報を出せるようなシステムが必要です」 ‥‥‥太平洋をはさんで日本から1万キロも離れているというのに、アメリカ人の心配は止まらない。TUP速報913号でも紹介したハーベイ・ワッサーマンは5月20日のコラムでこう世界に呼びかけた。 「水素爆発で構造が弱体化し、たまった汚染水で地盤が弱まったせいか、4号機の土台の一部が地盤沈下し、原子炉建屋が傾いている。おそらく倒壊の寸前まできているだろう。比較的弱い余震でも大惨事を招きかねない」 「福島原子力発電所の災害はチェルノブイリの何倍も悪化する可能性がある。この災害を無事に治めるには、東京電力や日本政府の能力ではたぶん無理だろう。これ以上の不必要な危険を背負い込むことはない。すべての必要な手段を駆使するため、世界中の最良の科学者と技術者に任せる時が来た」 ‥‥‥日本を憂う声は米国からだけではない。フランス放射線防護原子力安全委員会(IRSN)は5月23日、福島原子力発電所の20キロ避難区域の外側に住む7万人もまた避難すべきだと発表した。 「このエリアの放射線レベルは1平方メートルあたり数百ベクレルから数万、数十万ベクレルあり、また一部では数百万ベクレルの場所もある。14歳以下の子ども9,500人を含む7万人が、『避難区域の外側でも、最も汚染されている場所に住んでいる』とIRSNは月曜夜、報告した」 「IRSNによると、住民がこのエリアに留まるということは、事故の後、1年間に10ミリシーベルト以上の放射線に被曝することを意味するという。この年間10ミリシーベルトという値は、フランスで原子力発電所事故が起きた場合に使われる、住民を守るために決められた安全基準だ」(5月24日 AFP) ‥‥‥アメリカ人の友人からもよく聞くのは、「日本の安全基準はゆる過ぎるのではないか。これでは数年後にガン患者が急激に増える気がする」という言葉だ。そんな心配からか、いま米国でも話題になっているのが You Tube に掲載された「福島原発事故後に生まれた耳無し子うさぎ」だ。原子力発電所から30キロ離れた浪江町で生まれたというが、もちろんこれを短絡的に放射能汚染のせいだと結論づけるわけではない。 エネルギーニュースのサイトは、「放射能汚染が思ったよりもひどく、耳無しうさぎの次は人間の奇形児ではないかとの恐怖が日本で高まっている」とのキャプション付きで映像を掲載している。この記事には多くのコメントも寄せられ、チェルノブイリの奇形と比較する意見も少なからずある。 ボルダーのわが家の外では、ライラックの花が香り、新緑のグリーンがまぶしい。こんな美しい季節に暗い話ばかりを書くのは本意ではない。安全と安心の日々が遠からず訪れることを、ただただ願うばかりだ。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110421/dst11042112340015-n1.htm http://www.fairewinds.com/ http://www.commondreams.org/view/2011/05/20-1 http://www.commondreams.org/headline/2011/05/24-2 http://enenews.com/ibt-japan-nuclear-radiation-leak-gives-birth-to-earless-bunny-video [註]フェアーウィンドは原子力発電所の批評を長年続けているウェブマガジン。主宰のアーニー・ガンダーソンは39年間、原子力エンジニアとして働く専門家で、福島原発事故が起きた後もひんぱんにTVニュースのインタビューを受けている。フェアーウィンドのサイトでは、アーニーが毎週、福島原発の現状についてビデオレポートしている。文中で言及したのは、アーニーの奥さんのマーガレット・ガンダーソンによるマルコ・カルタフィン教授への20分近いビデオインタビューから要点をまとめて引用したもの。(パンタ笛吹) http://www.fairewinds.com/ ─────────────────────────────── <結びにかえて> 山崎久隆、藤澤みどり/TUP この原稿をめぐってTUP内で起きた議論の一端を書き記して結びにかえたい。議論の発端はこんな一言だった。「アメリカ人が放射能を心配しているのはわかった。でも、アメリカ人じゃなくてもみんな心配しているし、速報するほどの情報だろうか」 では、アメリカ人だけじゃなく、いまや世界中の人々がフクシマ発の放射能について心配しているという、その心配の中身について考えてみたい。 日本政府が発表した放射性物質の量は77京ベクレル、7.7×10の17乗。ちょっと前までは63京ベクレル、6.3×10の17乗だったのにいつのまにか増えている。増えた理由は、セシウム137をそのまま加算せずにヨウ素131等価量に換算したから。しかし、一般にはそんなロジックは理解されず、またデータが変更されて状態がもっと悪くなったと考えられている。 しかし、実は福島第一の放射能には別のデータが存在する。それが本原稿で引用したIRSNが3月下旬に発表した数値で、放出放射能量2×10の18乗ベクレル、すなわち200京ベクレルだ。 これだけでも、フランスが公表するデータと保安院のデータのどっちを信じればいいのか混乱するところに、さらに問題を複雑化させるデータが公表された。 日本政府がIAEA閣僚会議に向けて発表した政府報告書で、この報告書のなかの表には1.1×10の19乗ベクレルという数字が希ガスの値として書いてある。これは1100京ベクレルに相当する。 福島第一原発が大気放出した放射能量について、こんなにも異なるデータが次々に出てきて、いったいどれが本当のデータなのか報道でも一切触れられていない。報道されている放射性物質の放出量は77京ベクレルだけだ。 しかし、この値は希ガスを含んでいないためにたいへんな問題を引き起こしている。最初の放射性物質の放出によって被曝した線量の評価ができなくなってしまっているのだ。 小佐古敏荘東大教授の内閣官房参与辞任に伴う文書には以下のような記述がある。希ガスの「初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである」 上記引用のなかで使われている「プリューム」とは放射性ガスの雲のこと、また、「サブマージョン」とは放射性物質を蓄積した場合よりも、体外から、または吸入した肺からの被曝をいう。甲状腺はその臓器としての特性から体外被曝の影響を受けやすいうえ、気道に近く、放射性物質に囲まれるような状態になるため、甲状腺がんになりやすい。そこで、サブマージョンが大きい放射性核種であるクリプトン、キセノンについて、これが甲状腺に与える等価線量を評価せよというのが上記引用の主旨である。 しかも、福島に限らず関東一円に地域を広げて調査を求めたことで、専門家ほど事態の深刻さを認めないわけにはいかなくなった。そして結局、文科省が学校での被曝を「実行可能な限り1mSvに近づける」努力を、国の予算を使って行って良いと言いだし、20mSvについても引き下げることを約束しだした。 小佐古教授が内閣官房参与を辞任するにあたって、その存在を明かした報告書「福島第一発電所事故に対する対策について」は当時は公開されず、6月10日になってやっとその要旨のみが公開された。読めば日本政府の犯罪性は明白である。 http://takopunch.blog27.fc2.com/blog-entry-105.html アメリカだろうとフランスだろうと、日本政府を信用しないのは当然のことだ。それを国民が感じ取り、心配し、恐怖するのも当然だ。 住民の初期放射線被曝量はいったいどれだけだったのか。数シーベルトに達する人がいる可能性もある。これは心配と恐怖の中身のほんの一部である。  本速報は、TUPウェブサイト上の以下のURIに掲載されています。 http://www.tup-bulletin.org/modules/contents/index.php?content_id=951 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
TUP速報 http://www.tup-bulletin.org/ 配信責任者:坂野正明 TUPへの問い合わせ: http://www.tup-bulletin.org/modules/main/index.php?content_id=8 過去の TUP速報: http://www.tup-bulletin.org/modules/contents/ ■旧Yahooメーリングリストによる速報配信は廃止されました。freeML.com の新メーリングリストに移行をお願いします! 上の「TUPへのお問合せ」から「配信希望」と明記してご連絡下さるか、または以下から直接御登録下さい。 http://www.freeml.com/tup-bulletin/ ■TUP速報は、ウェブフィード(RSS)配信、フェイスブック(Facebook)およびツィッター(Twitter)でもアナウンスされます。 http://www.tup-bulletin.org/ 中の右側の"Follow us"の該当アイコンをクリックして御登録下さい。

at 09:05, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)

村上春樹氏、感動のスピーチ

JUGEMテーマ:原子力発電

正直な話、読書はあまり好きじゃないし──新聞と聖書は別……あっ、聖書は最近まともに読んでいない──、村上春樹氏についても興味もなく、その作品も読んだことがない。

しかし、この度行われた「カタルーニャ国際賞」受賞記念のスピーチ(原稿)に目を通し、感動した。

今の芸能界──文学界が芸能界に属するのかどうかはビミョーだが──において、山本太郎氏の例のように“反原発”の人が“干される”状況の中で、日本が原発依存に至る経緯から、これからは私たちが“非現実的な夢想家”を目指すべきことまで、堂々と語られていることに、心から敬意を表したいと思う。

続きを読む >>

at 13:31, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)

【転載】20ミリシーベルト問題─文科省発表に対する声明

JUGEMテーマ:原子力発電

文科省:当面の対応として「今年度、年間1ミリシーベルト以下を目指す」
「子ども年20ミリシーベルト暫定基準」事実上断念
福島の父母たち、市民運動が勝ち取った大きな一歩
同時に、文科省の発表は多くの問題と課題を残す
http://dl.dropbox.com/u/23151586/110527_statement.pdf
============================

本日(月27日)、文部科学省は、「福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応について」を発表し、この中で、「年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトを目安とし」としながらも、「今後できる限り、児童生徒等の受ける線量を
減らしていくという基本に立って、今年度、学校において児童生徒等が受ける線量について、当面、1ミリシーベルトを目指す」としました。
また、校庭・園庭の空間線量率が毎時1マイクロシーベルト以上の学校の除染について、財政支援を行うこととしています。 明言こそしていませんが、年間20ミリシーベルトに基づいた校庭等の利用制限毎時3.8マイクロシーベルトを事実上断念し、棚上げにして、私たちがいままで求めていた通常の基準値年間1ミリシーベルトを目指すという基本姿勢を文書で示しました。 これは、5月23日の福島の父母たちおよびそれを支援する多くの市民たちの要請にこたえたものであり、この間の市民運動が勝ち取った大きな一歩です。

一方で、下記の課題も残ります。 1.「今年度1ミリシーベルト以下を目指す」について ・事故後からの積算線量で年間1ミリシーベルト以下を目指すべき。また、学校外における積算線量も含めるべき。 ・さらに、既に1ミリシーベルトを超えている学校については、表土除去だけではなく、学童疎開など、あらゆる被ばく低減策を実施すべき。 ・この1ミリシーベルトには、学校給食などによる内部被ばくは含まれていません。これも考慮にいれるべき。
・内部被ばくに関しては、モニタリングの対象とすべき。 文科省が示している「今年度」とは、4月1日からとなり、事故後の3月分は含まれない可能性があります。
また、「当面の対応」では、積算線量計を各学校に配布し「積算線量のモニタリングを実施する」となっています。 マスコミ報道によれば、この測定は基本的に6月からとされています。
4月以降または6月以降の評価で「1ミリシーベルト」とするのは不十分です。 2.財政支援を、土壌の汚染低減措置に限っていることについて ・授業停止、学童疎開、避難などあらゆる被ばく低減策について、これらを実行に移す具体的な措置を示し、財政支援を行うべき。 「当面の対応」では、国による財政支援を土壌の汚染低減措置に限っています。 3.土壌の汚染低減化を毎時1マイクロシーベルト以上に制限していることについて ・土壌の汚染低減化は毎時1マイクロシーベルト未満であっても必要です。年間1ミリシーベルトの被ばく以下になるよう土壌の汚染を除去するべき。 ・除去した土壌については、東電と国の責任で管理すべき。 「当面の対応」では、財政支援の対象として、校庭・園庭の空間線量率が毎時1マイクロシーベルト以上と制限を設けています。
しかし、毎時1マイクロシーベルトは、事故以前の福島県の平均空間線量の約25倍にもあたり、年間では8.8ミリシーベルトにもなります。 年1ミリシーベルトを守るためには、セシウム137で考えれば、土壌1平方メートル当たり40キロベクレル、空間線量では毎時0.15マイクロシーベルト以下にする必要があります。 なお、今回の問題の根底には、文科省がもつ根強い「安全」神話がありました。
文科省および福島県の放射線リスクアドバイザーは、あたかも100ミリシーベルト以下であれば安全であるかのような宣伝を行ってきました。 この偏った文科省および一部の無責任な学者の宣伝を修正していかない限り、問題は繰り返し生じるでしょう。 私たちは、勝ち取った今回の大きな前進を、一緒になって行動を起こしてくださった全世界の市民の方々とともに確認するとともに、引き続き、日本政府に対して、以上の問題の対応および20ミリシーベルト基準撤回を求めていく所存です。 以上 別添:5月27日付「福島県内における児童生徒等において 受ける線量低減に向けた当面の対応について」 http://dl.dropbox.com/u/23151586/monka_110527.pdf 子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク (代表 中手聖一) グリーン・アクション TEL:075-701-7223 福島老朽原発を考える会(フクロウの会) TEL:03-5225-7213 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会) TEL:06-6367-6580 国際環境NGO FoE Japan TEL:03-6907-7217 環境NGOグリーンピース・ジャパン TEL:03-5338-9800

at 20:53, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)

【転載】[TUP-Bulletin:0055] 速報913号「日本にならって、新たな原子力発電所を造るのを止めよう」

JUGEMテーマ:原子力発電

日本にならって、新たな原子力発電所を造るのを止めよう
ハーヴィー・ワッサーマン著
2011年5月11日(水曜)コモンドリーム

日本はこれから先、新たな原子炉を造らない。この発言は、世界の原子力発電業界にとっては手痛い打撃であり、未来のエネルギー政策の大きな分かれ道になりえるだろう。

菅直人首相は、原子力エネルギー計画について、「いったん白紙に戻して議論する必要があるだろう……再生可能エネルギーを基幹エネルギーに加える」と述べた。

日本では、風力発電だけでも40基の原子力発電所の替わりになり得るし、これからはおそらくそうなる方向に向かうだろう。

米国は日本に倣わなければならない。2012年度米政府予算に組み込まれようとしている、新たな原子炉建設に向けての360億ドル(約2兆9千億円)の補助金融資法案を廃案にしてしまえばいいわけだ。

ミシシッピー川からロッキー山脈までに広がる土地に風力発電施設を多く設ければ、全米の電力需要の300%をまかなうことができるだろう。これは風力発電だけでの話で、太陽光発電、地熱発電、潮力発電、維持可能なバイオ燃料などは含まれてはいない。もし米国が、新たな原子力発電所の建設計画を放棄したなら、さまざまな再生可能な動力源を開発できるようになり、アメリカのエネルギーの未来を変えることになる。

日本では、福島原子力発電所の事故が起きる前までは、新たに14基の原子炉を建設する計画があった。それまで日本全国に全部で55基の原子炉[訳注1]があったが、地震と津波で6基[訳注2]が停止に追い込まれている。柏崎原子力発電所では、5年ほど前に地震に見舞われ、7基ある原子炉のうち今でも3基が停止状態にある。菅首相はまた、地震の震源域に位置する浜岡原子力発電所の3基の原子炉の運転停止を要請した。
[訳注1:実際には54基]
[訳注2:実際には女川3基、福島第一6基、第二4基、東海第二の計14基]

日本の原子炉の総数は、米国、フランスに次いで世界第三の規模を保っている。米国の商業用原子力発電所建設のほとんどを請け負っているゼネラル・エレクトリック社やウェスチングハウス社原子力技術部門のうち、少なくともその一部分は日本の企業により運営されている。原子炉圧力容器や他の主な構成部品が日本で製造されている。

カリフォルニアにある4基の原子炉もまた震源域に建てられており、津波の被害にも遭う可能性も高い。ロスアンジェルスとサンディエゴの中間に位置するサンオノフレ原子力発電所では、半径50マイル(80キロ)範囲内に750万人が住んでいる。サンオノフレの稼動中の2基と停止中の1基の原子炉は、高潮ラインの1マイル(1.6キロ)以内に位置している。

サンルイス・オビスポの近くにあるディアブロキャニオン原子力発電所は、いくつかの地震断層の近くに建てられている。また最近、2基の原子炉から2マイル(3.2キロ)も離れていない地点を走っている新たな地震断層が発見されたばかりだ。

マンハッタンの北方35マイルにあるインデアンポイント原子力発電所の2基の稼働中原子炉を含め、米国では数多くの原子炉が地震断層近くにあり、かなり危険である。クリーブランドの東にあるエリー湖畔に建てられたペリー原子力発電所は、1986年1月に起きた地震により被害を受けた。

福島原子力発電所での複数の爆発や部分的なメルトダウン(炉心溶融)、そして使用済み核燃料プール付近の火災などにより、膨大な量の熱量が大気中に放出され、地球温暖化をますます加速させ、生態系に悪影響を与えている。

高濃度の放射性降下物は、福島からはるかに離れた場所でも検出されている。また、何百万ガロンという高濃度に放射能汚染された汚染水が、すでに海中に放出された。

放射性降下物はまた、米国中の雨水、牛乳、そして野菜からも検出され、数百万人というアメリカ人の健康を脅かしている。特に小さな子どもたちや、子宮内の胎児は微量の放射性物質でも影響を受けやすい。

現在、福島原子力発電所の4号機は崩壊の一歩手前まで悪化しているように見える。また、少なくとも一つの使用済み核燃料プールで核分裂が続いているようだし、複数の原子炉もまた溶融している可能性がある。

福島原子力発電所内では放射線量が非常に高いので、放射線業務従事者は数年以内に死ぬことを宣告されているようなものだ。そこで働く人びとの多くは、それが自殺行為だということを承知で福島原子力発電所に来ている。この惨事が最終的に収まるまでは、まだ何年もかかるだろう。

浜岡原子力発電所に運転停止を要請し、未来の原子力政策を白紙に戻すと発表した菅首相の決意は、周りにショックを与えた。福島原子力発電所事故が起きた当時は、菅首相は対応能力が弱いと多くの人びとから非難されたが、今日、彼は日本のエネルギー政策の未来を見直す決断を下した。

日本は海外から輸入する化石燃料に依存してはいるが、大手企業は風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギー技術に多大な投資をしてきた。これらの企業がこれから先、日本の代替エネルギーを担う先駆者となるだろう。

ドイツでは、福島原子力発電所事故の後、大規模な反原発デモが起こり、選挙では与党は反原発を掲げる候補者に大敗した。それを受け、アンゲラ・メルケル首相は古くなった7基の原子炉を廃炉にし、2020年までにはもう10基を停止させ、ドイツを原子力発電所のない国にすると発表した。

この数十年の間、ドイツは風力発電、太陽光発電、その他の代替エネルギーを、他のどの先進産業国よりも熱心に押し進めてきた。その結果、莫大な利益もあげてきた。

米国を見ても、原子力発電業界は打撃を受け続けているが、再生可能エネルギー業界は大繁盛している。今週のことだが、ヴァージニア州で建設される予定だったフランス企業経営の原子力発電構成部品工場が2年間延期になった。これは延期とはいうが、ほぼ計画の取り消しを意味する。

サウスカロライナ州では、50億ドル(約4千億円)の税金を注いで建てられたプルトニウム混合のMOX燃料製造施設は、いまだに顧客が見つからず稼動にこぎつけていない。今では、このプロジェクトの本来の目的や、実効性を疑う声が高まっている。

全体的に見れば、原子力発電に関するビジネスはすでに芳しくなかったが、福島原子力発電所の事故のために、ますます難しくなった。日本企業が投資するはずだったテキサス州での原子力発電所建設計画は、今では破棄になったも同然だ。同じようにフランス企業が後ろ盾になったメリーランド州の計画もこれ以上前に進まないだろう。

オバマ政権は新たな原子炉建設に向けての360億ドル(約2兆9千億円)の補助金融資法案を通そうとしているが、どの原子炉建設計画がその融資を受けるほど信頼できるのか、はっきりとしていない。

そうこうしているうちに、バーモント州、ニューヨーク州、ニュージャージー州などにある旧式原子炉を停止に持ち込もうとする運動に火がついて、激しい戦いが繰り広げられている。福島原子力発電所一号機とほぼ同じデザインの原子炉が約24基、米国で稼働している。それらの原子炉を廃炉にせよとの人びとの要求は拡大し続けている。

私たちは原子力発電に見切りをつけ、グリーンで再生可能な地球を手にする必要がある。

原子力発電は地球温暖化を悪化させ、生態系を破壊するだけでなく、経済をも破滅に追いやるものだ。

原子力発電業界は、企業の十分な投資を得られないし、実効性のある損害保険も受けられないし、廃棄物の処理もできないし、またエネルギー市場での競争に太刀打ちできはしない。その上、福島で起きたような惨事が絶対に起らないとは保障もできないし、信頼できるエネルギーを将来もずっと供給することもできない。

もし私たちが360億ドルの補助金融資法案を廃案に持ち込むことができれば、太陽、風、潮流、波、地熱、などをエネルギー源とした再生可能な理想郷、「ソーラートピア」が可能になるだろう。

先駆者であるドイツやデンマーク、そして今では日本も参加して、私たちは原子力発電所のない未来への第一歩を踏み出した。この道は私たち人類が生き延びる道であり、また新たなる繁栄へと導いてくれる道だ。

さあ、補助金融資法案を廃案に持ち込もう。ヴァーモントヤンキーやインデアンポイントのような旧式で老いぼれた原子力発電所を停止させよう。そして、本当にグリーンで再生可能な未来を共に築き上げよう。

原文リンクおよび参照リンク:
http://www.commondreams.org/view/2011/05/11
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110512-OYT1T00299.htm
http://www.asahi.com/politics/update/0510/TKY201105100381.html

at 14:37, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)

さらに7万人の避難を!

JUGEMテーマ:原子力発電
JUGEMテーマ:政治思想
JUGEMテーマ:行政に文句を言う

客観的なデータに基づくと、そして本当に国民の命を大切にするのなら、自ずとこういう結論に達するはず。

原子力推進派のフランスでさえ日本国民のことを心配してくれいているというのに、当の日本政府は、後々の補償問題を“考慮”して“安全な被曝基準”を“緩和”して、本来即時避難させるべき住民を放置し被曝させ続けている。

哀れな福島の子どもたちの間には、これから3〜4年後には“チェルノブイリ・ネックレス”ならぬ“フクシマ・ネックレス”が流行することになる。

at 20:03, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)

放射線量の基準値に根拠は…

JUGEMテーマ:原子力発電
JUGEMテーマ:政治思想

ウェブサイト「マガジン9」内の「この人に聞きたい 肥田舜太郎さんに聞いた──『ヒロシマ・ナガサキだけでは、核抑止論を乗り越えられない』──」より引用。
文字強調はもーちゃんによる。)

そもそも、被曝量に“安全な値”などはなく、たとえ少量でも被曝は危険なもの。
それを無理に“基準値”を設けて形式上の“歯止め”を掛けているはずだが、その基準があってはならない理由でいとも簡単に変えられていたとは……。

日本にも原子力発電所がたくさんありますが、建物はとても近代的だし、どこもぴかぴか。
もちろん「危険なことは一つもない」と説明されています。
でも、実際には煙突から出ている湯気にも放射線は含まれているし、海には放射線を含んだ水が排出されている
これについては、「これ以上放射線が含まれていると危険」だという国際的な基準が定められていて、たしかにそれ以内には抑えられているんです。
しかし、実はこの基準というのが25年前につくられたもので、それから6回改変されて、そのたびに驚くほど緩くなっている
厳しい基準を守ろうとすると設備投資が必要になって、儲からなくなるというので、アメリカの電力会社などが政府に働きかけて基準を緩めさせたんです。
今では、世界中の学者が「こんな基準では意味がない」と言っている。
でも日本の原子力発電所は、その基準を「きちんと守っているから大丈夫」だと言っているんです。

戦慄の事実──。

at 15:06, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)

【転載】福島原発事故「20ミリシーベルト」署名第2弾

JUGEMテーマ:原子力発電

◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2弾 子どもに年20ミリシーベルト基準撤回!ネット署名お願いします
   前回のネット署名と要求項目が変わっています。
   前回署名された方も、改めてお願いします。 

ドイツ語版の「原発さよなら署名」できました
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇

子どもに年20ミリシーベルト撤回を求める要請第1弾では、61か国から1,074団体および53,193人の電子署名が集まり、5月2日に日本政府に提出しました。日本国内外の怒りの声が結集した結果を生みました。また、海外の専門家からも多くの憂慮の声があげられています。

福島県内では5月1日に、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」が結成されました。http://kofdomofukushima.at.webry.info/

350名が集まった5月2日の政府交渉を踏まえて、6団体で新たに緊急要請を出し、それへのネット署名を開始しています。要求項目は下記の4つです。

福島の人達と連携し、子ども20ミリシーベルト基準を撤回させ、被ばく低減のための措置をとらせていきましょう。

●福島原発事故「20ミリシーベルト」署名第2弾

子ども「20ミリシーベルト」基準の即時撤回および被ばく量の最小化のための措置を求める緊急要請 私たちは、福島の子ども達を放射能から守るために、日本政府に対し以下を要請します。 1.4月19日に文科省が示した学校等の校舎・校庭等の「20ミリシーベルト基準」の即時撤回および現行の1ミリシーベルト基準の維持 2.子どもの被ばく量を最小化するためのあらゆる措置を政府の責任で実施すること。また、自治体や市民団体、個々の市民自らが被ばく量を低減させるために実施する、除染・自主避難・疎開などの自主的な取り組みが円滑に進むよう、最大限の支援を行うこと 3.内部被ばくを考慮に入れること 4.屋外で3.8マイクロシーベルト/時以下になったとしても、モニタリングを継続すること ◆5月2日【政府交渉で明らかになったこと】

20ミリシーベルト撤回に向けて、5月2日に行われた政府交渉では、政府側からは下記の発言が飛び出しました。すでに「20ミリ」の根拠は完全に崩れています。 ・原子力安全委員会は、「20ミリシーベルト」は基準として認めていないと発言。また、安全委員会の委員全員および決定過程にかかわった専門家の中で、この20ミリシーベルトを安全とした専門家はいなかったと述べた。 ・原子力安全委員会が4月19日に示した「助言」(20ミリシーベルトは「差し支えない」)は、助言要請から2時間で決定されたが、決定過程においては、正式な委員会も開催されず、議事録も作成されなかった。 ・原子力安全委員会は子どもの感受性の高さに鑑み、大人と区別する必要があると発言したが、それに対し、文科省は区別する必要はないと発言した 。 ・厚生労働省は、放射線管理区域(0.6マイクロシーベルト/時以上)で子どもを遊ばせてはならないと発言したものの、放射線管理区域と同じレベルの環境で子どもを遊ばせることの是非については回答しなかった。 ・原子力安全委員会は内部被ばくを重視するべきだと回答しているが、文科省はシミュレーションで内部被ばくは無視できると結論した。しかしこのシミュレーションの根拠は、示されていない。 以上のことから、私たちは、改めて、20ミリシーベルトの撤回とともに、子どもの被ばく量を最小化するためのあらゆる措置を行うことを要請します。 呼びかけ6団体:グリーン・アクション、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室、 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)、国際環境NGO FoE Japan ◆緊急要請書の全文は下記にあります。これを読んで、ネット署名にご協力お願いします。 前回のネット署名と要求項目が変わっています。前回ネット署名された方も、是非、改めてお願いします。ネット署名も下記でできます。 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/signature_02.htm ◎関連情報 ・20ミリシーベルトに関すIPPNW(核戦争防止国際医師会議)から高木大臣宛の手紙  http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/letter_20110429.htm ・【福島原発震災(72)】子どもたちを放射能から守る集会:参加報告[フクロウの会]  http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/05/post-a1cf.html ●ドイツ語版の「原発さよなら署名」できました ドイツ在住の方が、「原発さよなら署名」のドイツ語版をつくってくださいました。ドイツでも署名が開始されます。広めてください。 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/goodbyeatomkraft.pdf また、世界の運動を紹介した「反原発スクリーンセーバー」も作成されました。 是非 見てください。反原発ソングもバックに流れています。 http://www.bank-einbruch.de/bankeinbruch_014.htm

at 19:16, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)

相変わらず寝ぼけた記事しか書けぬ産経

JUGEMテーマ:政治思想
JUGEMテーマ:原子力発電

菅首相の浜岡原発の全面運転停止要請に関して、この産経新聞の記事は笑える。
ツッコミ放題

浜岡原発の立地上の特異性(=東海地震の想定震源域に立地は以前から指摘されていたことで、東日本大震災後に新たに差し迫った危険が生じたわけではない。

以前から指摘されていたのを無視してきたが、福島で現実に事故が起こってようやく事の重大さに気付いただけのこと。

浜岡原発を止めることによる電力供給減対策も、説明は不十分だ。
エネルギー政策の根幹にかかわる決定が適正な手続きを経ずに下されることは、重大な禍根を残すことになりはしないか。

対策を考えている間に東海大地震が起こったらどうする?
 電力対策は遅れても人命にかかわることはないが、原発事故が起こればどうなるかは、嫌と言うほど分かったはずではないか。
 それに、国内すべての原発を停止しても電力供給に問題がないことを知らないのか、それとも意図的に無視しているのか?

手続きを欠いた菅首相の要請には、原発事故の深刻さをパフォーマンスに利用したような思いを禁じ得ない。

たとえ今回の菅首相の行為がパフォーマンスだったとしても、行為そのものは正しいと判断されよう。

諸外国からは、日本が原発を否定したと受け止められる恐れがある。
今回の原発停止方針は、誤った印象を国際社会に与えないだろうか。

大いに結構なことだ。
 すでにドイツでは、福島原発の事故を受けて2022年までに原発を全廃すると決定しているし、他の諸外国も運転停止や再開延期などを次々と打ち出している。
 そんな中で事故当事国の日本が原発を否定せずして一体どうする?

at 12:28, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)

強制移住も手遅れか

JUGEMテーマ:原子力発電

今頃になってこんな重要なデータを発表するなど、どういう神経をしているのか。

一刻も早く強制移住させねばならなかったのに、もはや手遅れか。

こうして晩発性障害で苦しむことになる住民は一体どれだけの数に上るのか……。

at 22:54, もーちゃん, 原子力問題

comments(0), trackbacks(0)