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携帯電話の有害性

携帯電話の有害性についての記事を、いくつか拾い読み……。

携帯電話の電磁波が健康を害するという“決定的”な証拠は摑まれていないが、限りなくアヤシイものには違いなく、一刻も早い“予防措置”が望まれよう。


携帯電話の電磁波

当たり前のことかもしれませんが、携帯電話は電磁波を発生させる機器です。ただし、携帯電話の電磁波は、テレビやラジオ等の電機製品が発生させる電磁波と異なる点があります。それは、人体に有害とされる、高周波の電磁波(マイクロ波)が利用されているという点です。

数年前の機種であれば、どの通信会社でも800MHz帯が主要でした。しかし、徐々にマイクロ波のなかでも強力な電磁波が使われはじめていて、最近の第三世代携帯電話(CdmaOne2000、FOMA)では、2.0GHz帯の電磁波が使用されています。

このため、携帯電話の使用が健康へ悪影響を与えるのではないかという議論が、ここ最近頻繁に行われています。議論のテーマはおもに以下の3点です。

1. 携帯電話の電磁波は、人体の細胞内DNAへ損傷をあたえ、脳腫瘍等の発病を促進させるのではないか
2. 携帯電話の電磁波は、人体の血流・血圧に変化をおよぼすのではないか
3. 携帯電話の基地局は、幼児期のガン発生率を高めるのではないか

いまだに科学的な結論はでていません。国際機関である世界保健機関(WHO)は、現在「国際電磁界(EMF)プロジェクト」を推進していて、2007年には電磁波の健康へのリスク評価を完了する予定です。同プロジェクトでは、携帯電話が発する電磁波を含む周波数300GHzまでの電磁波が、人体におよぼす影響を調べています。

それでも、電磁波の悪影響を示唆する研究報告はいくつも提出されています。昨年、CNNで報道されたニュースでは、携帯電話から発生する電磁波が、人体の細胞内のDNAに損傷を与える恐れがあることが明らかになったそうです。この調査研究は、欧州7カ国による共同実験で、欧州連合(EU)が資金の大半を提供していました。

人体から採取した細胞に携帯電話と同程度の電磁波を照射し、影響を調べたところ、DNAの損傷が増えることが判明。国際基準によると、人体が電磁波を浴びた際に吸収されるエネルギーを示すSAR値は、2W/kg以内なら安全とされています。携帯電話のSARは機種によって違うが、ほとんどが0.5-1W/kgの範囲内。実験に使われた電磁波は0.3-2W/kgでした。

科学的な結論がでていなくても、携帯電話の使用にあたっては、今後も注意が必要といえるでしょう。

子どもと携帯電話のカンケイ

では、お子さんの携帯電話利用に関しては、どこまで気をつけたほうがいいのでしょうか。

WHO電磁波研究プロジェクトのリーダーであるマイケル・レパチョリ氏は、今年8月に、携帯電話から発生する電磁波を子どもが被曝していることに対し、電磁波被曝量を減らすよう提言を行っている。同氏はカナダの放送局「CTV」に対して「WHOは子どもの携帯電話使用に際して、ヘッドフォンの使用を推奨します」と語っています。

また、英国政府の携帯電話審問委員会へ提出された報告書にも。「8歳未満は携帯電話を使わない方がいい」という主旨の提言が寄せられています。同報告書では、頭蓋骨の発達が未熟な子どもは、聴覚や脳の神経の病気にかかりやすいとの指摘を踏まえ、保護者らに予防的対応を求めています。

調査報告を行ったのは、英国保健省の管轄下にある独立研究機関「英国放射線防護局(NRPB)」。3〜7歳の携帯電話使用は「妥当でない」とし、8〜14歳については、保護者の判断にゆだねるとしながらも、通話時間はできるだけ制限し、メールの使用をすすめています。

以上の事例をふまえると、15歳未満のお子さんには、携帯電話使用による悪影響を考え、使用させないか使用を控えさせるか、検討するべきではないでしょうか。

安全で快適な生活のために

携帯電話をお子さんに使用させるべきではない、というのが電磁波なびの「答え」です。しかし、お子さんの身の安全を考えることが急務とされる保護者や学校の先生もいらっしゃるかと思います。

そのような方にとって、PHSを検討していただくのが、よいかもしれません。PHSの電磁波は、通常の携帯電話の電磁波の10分の1といわれています。安全といいきることはできませんが、第3世代の携帯電話を使用するより、リスクはずいぶん低くなります。

いま現在の脅威があるように、10年後、20年後の脅威もあります。お子さんの身の上が心配な方は、将来の危険にもそなえて、それほど有害ではないとされるPHSのご利用からはじめられてはいかがでしょうか。

「電磁波なび」より引用


携帯電話の電磁波量を表示へ

 ヘルシンキ発携帯電話メーカー大手各社は28日(現地時間)、消費者や関連団体の懸念に応えて、来年から携帯電話が出す電磁波の量を表示する予定だと発表した。

 世界最大の携帯電話メーカーであるフィンランドのノキア社は、米モトローラ社およびスウェーデンのエリクソン社と共同で、携帯電話機から出る電磁波の量を、人体による電磁波の吸収率(SAR)で測る基準の開発を行なっている。

 SARは、1台の携帯電話から発生する電磁波を、1キログラムの人体組織が最高どれだけ吸収するかを測るもの。実際のところ携帯電話は、送受信を行なう小さな無線局なのだ。

 ノキア社の広報担当、タピオ・ヘドマン氏はこう述べた。「われわれは現在調整段階に入っており、来年初めまでにまとめられる予定のSAR測定基準を待っている状態だ。この基準が設定されたら、世界中で使われているわが社のすべての電話に関して、一貫性のあるSAR値を発表する予定だ」

 携帯電話の使用と、ガンや人間の健康に対するその他の危険との関連の有無を疑問視する声は、依然として消えていない。今回の業界の動きは、こうした声に対応するものだ。

 エリクソン社の広報担当、ミカエル・ベストマルク氏は、「消費者はこの問題を強く懸念している。われわれは適切な情報を消費者に提供したい」と述べた。「携帯電話の利用者急増に伴って、自分が使用している製品の情報を求める人もますます増えている」

 数年間に及ぶ調査でも、携帯電話の電磁波が健康を害するという証拠は見つかっていないが、専門家たちによると、さらなる研究が必要だという。

 現在のモバイル電話利用者は、世界中で約5億7000万人存在しており、エリクソン社では、この数値は、今後5年間で14億に増えると予測している。

 米国の業界団体である米国セルラー通信工業会(CTIA)は、各メーカーに対して、可能なかぎり早く電磁波レベルの公開を始めるよう要求している。

 エリクソン社は、来年の4月までにSAR値を携帯電話機の箱に表示する予定だと述べた。一方ノキア社は、日付は明らかにしなかったが、世界的な測定基準が設定され次第、できるだけ早く表示するつもりだと述べた。

 モトローラ社は、2001年の早い段階で基準が合意されると見込んでいると述べ、その時点から同社の製品にSAR値を表示することに同意した。

 各メーカーはSAR値を、電話機本体に付けるのではなく、製品の箱に付ける予定だ。

 ノキア社のヘドマン氏は、「数年間にわたって行なわれた調査でも、健康への影響と携帯電話利用の関係を示す証拠は、まったく示されていない」と述べた。さらに、ノキア社製のすべての電話は、公共機関によって設定された適切な安全基準を満たしていると、同氏は付け加えた。

 5月に発表されたブリティッシュ・スチュワート社の調査は、携帯電話の電磁波による危険性を示す証拠はないと結論づけた。しかし同時に、子どもが携帯電話を使い過ぎないよう忠告するなど、厳しい利用制限を実施するよう勧告した。

 米国では連邦通信委員会(FCC)が、携帯電話を電磁波安全基準に合わせるよう、すでに要求している。また、すべての携帯電話メーカーに対して、携帯電話の全国的な販売承認を受ける前に、その電話のSARレベルをFCCに提出するよう求めている。消費者は現在でも、一部のモデルに関しては電磁波吸収値をFCCから入手することが可能だと、ヘドマン氏は述べた。

 しかし、ヘドマン氏によれば、各メーカーにとっての難題は、電磁波を計測するうえで最良の方法であるSAR値をいかに消費者にわかりやすく説明するかということと、すべてのメーカーが1つの測定基準に同意するかということだ。

 メーカー9社、CTIAなどの業界団体、政府機関とその他の団体は、現在使用されている2つのSAR標準ヨーロッパ用とアメリカ用を、1つの世界標準に変更する話し合いを現在行なっている。

 今月初めには、米国の神経科医が、モトローラ社および電話会社8社に対して、携帯電話を使用したために悪性の脳腫瘍になったとして8億ドルの損害賠償を求める訴えを起こしている

2000年8月28日 ロイター

[日本語版:天野美保/合原弘子]

「HOTWIRED JAPAN」より引用


携帯電話基地局(アンテナ)の危険性

マンションの屋上に設置した携帯電話基地局(アンテナ)はどのような影響がありますか?

居住している時間という長時間にわたって、至近距離で被ばくすることになりますので、影響が大きいと見るべきでしょう。また、居住者だけでなく、回り一帯(150メートルほど)に、基地局を動作させるための電力用電源(家庭用の電源と同じ周波数)が影響を及ぼすという報告もあります。さらに、電磁波の影響だけでなく、この装置は数トンもの重量がありますので、マンションの構成材に大きな加重負担をかけることになり、マンションの寿命を短くする可能性もあります

携帯電話による血圧の上昇

何百万ものビジネスマンになくてはならないアクセサリーであり、はやりの「テク」である携帯電話で血圧が著しく上がると唱えるドイツの研究者グループがある。

 ドイツのフライブルクにある神経学大学クリニックのステファン・ブラウン博士は、医学雑誌『The Lancet』の19日号への投稿の中で、電話機から発せられる無線周波電磁界(EMF)によって、研究に協力した10人の若い被験者の血圧が上がったとしている。

 ブラウン博士と研究チームは、被験者の頭の右側に電話機を取り付け、リモートコントロールによってさまざまな間隔で、そのスイッチをオンにした。

 さらに立っている状態と横になっている状態で被験者の心臓機能と血圧を測り、被験者には音声は聞こえないため、いつEMFに晒されたかわからないようになっている。 研究チームは、35分間の無線周波EMFが原因で「休んでいる状態で(血圧が)5〜10mm上がった」としている。

 この研究結果は、先進国のほとんどで主な死亡原因となっている心臓病や心臓発作を引き起こす危険を高める高血圧を患う人にとって、悪い影響を与える可能性を示している。

 同研究チームは、血圧の上昇は、無線周波EMFによる動脈の緊縮が原因で起こるのではないかと話している。

 携帯電話は、疲労、頭痛、やけどから脳腫瘍に至るまで、さまざまな健康問題と結び付けられているが、この機器が健康に深刻な影響を与えるという証拠は今のところない。

アメリカで京セラの携帯電話回収

京セラの米国子会社の京セラ・ワイヤレス社は、同社の携帯電話の1機種について、ある条件下で、電磁波に関する米国の安全基準を超える可能性があるとい

う理由でリコールした。問題の電話機『QCP-3035』は昨年12月から米国内で使われているもので、米クエスト・コミュニケーションズ社の1万1000人にのぼるユーザーが利用している。京セラ・ワイヤレス社は、この電話機はユーザーの健康に悪影響をおよぼすものではない、と述べている。

携帯電話の有害性

 WTR社がスポンサーになった討論会が開催され、様々な研究結果が発表された。最新の発見は、携帯電話の電磁波放射が、人間の脳腫瘍発生率の若干の上昇や、人間の血液細胞の小核の増加、ラットのDNAの破壊に関連があることを示唆している。
 米特許局によると、ノキア社も1998年7月28日に特許の1つを申請しているという。この特許には、ユーザーの脳内細胞を電磁波から保護する装置について記載されている。

 「電磁波の照射によって、神経系の支持細胞の異常分裂を刺激する可能性についてはすでに指摘されている。これが最悪の場合、悪性腫瘍の増殖へと進む可能性もまた指摘されている。上述の結論は科学的には証明されていないが、この不確定要素の存在が、ワイヤレス電話市場の成長にマイナスの影響を及ぼしている」とノキア社の特許は記している。

「携帯電話の常識」より引用

at 15:19, もーちゃん, 恐怖の電磁波

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