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教員採用に関する汚職は大分だけなのか

JUGEMテーマ:ニュース

教員採用汚職 「組織的、反論できず」教育長謝罪


 大分県の教員採用汚職事件で、県教委の小矢文則教育長らは11日、記者会見し「参事や元審議監が逮捕されており、属人的な問題では済まされず、組織的と言われても反論できない」と改めて謝罪した。

 小矢教育長は自らの関与について「(不正の)うわさも聞いたことはない」と否定しつつ、自身の責任について「誰よりも一番責任が大きいと思う」と述べ た。子どもたちについては「今回の事件をどう説明するか、つらいものがあると思う。教育する立場の者がこういう事態になり、なんと説明すればいいか分から ない」と述べた。

 また「順法精神を教えるべき教育公務員にあるまじき行為をした」として、贈賄罪で起訴された佐伯市立小学校長、浅利幾美被告(52)の懲戒免職処分を発表した。事件での処分は初。【小畑英介】

7月11日21時50分配信 毎日新聞

<教員採用汚職>発表前、仲介者に合否 十数年以上前から


 大分県の教員採用試験を巡る汚職事件に絡み、県教委が口利きをしてきた仲介者に試験の合格発表前に「合否」を伝えていることが分かった。合否の事前通知 は現在も慣習的に続き、十数年前までは前日の通知だったが、その後、当日の発表直前に改められたという。県警は、県教委が組織ぐるみで口利きの存在を認識 した上で、事前通知という便宜を図ったとみている。

 大分県の教員採用試験を巡っては、県議や有力者が仲介者となり、県教委幹部や担当者に名前や受験番号を事前に告げ、合格依頼の口利きを常態的に行っていたことが明らかになっている。

 複数の関係者によると、小、中学校教員採用試験に際して口利きがあった場合、十数年前には合格発表前夜に仲介者に電話で「落ちました」「通りました」などと連絡していたという。

 ある元県教委幹部は「仲介者の顔を立てるために事前に連絡して便宜を図っていた。連絡しないと『何の役にも立たないじゃないか』と怒られることがあっ た」と振り返る。その後「あまり連絡が早いと誤解を招く」として、前日ではなく発表直前に通知することに改めた。この便宜に対する金品の授受はなかったと いう。

 別の元幹部も「依頼のあった人には事前に合否を連絡するようにしていた。あまり前に連絡すると『何らかの操作をしているのでは』と疑われるので慎重に行っていた。なぜ特定の人だけに伝えるのかと問われると反論できない」と話す。

 07年に受験生の親から頼まれて口利きをしたというある県教委OBの有力者は「合否について発表の30分前ぐらいに県教委から連絡があった」と証言した。このOBによると、県教委から口利きした仲介者への合否の事前通知は現在も行われているという。

 大分県の小中学校の合格発表は、県庁内で掲示するとともに、全受験者に文書で通知している。

7月12日2時32分配信 毎日新聞

今回の大分県教委による汚職事件は、我々教員を目指す者だけにとどまらず、全国民に激しい憤りを引き起こすこととなった。

当地京都でも──そしておそらく、全国的にもほぼ同日程であると思われるが──あと1週間で採用試験が始まるが、試験に関しては以前から、その選考基準が公表されず不透明のままであるところが多い。

こんなことでは、大分だけではなく他の地域でも汚職にまみれていて、公平・公正な選考など行われていないのではないかと疑いを持ちたくなる。

実際、
コネがないと学校の先生にはなれない
という声をここかしこでよく聞く。

これが事実ならば、日頃から真面目に勉強し、また教育問題に取り組んでいる、志の高い人たちが一生報われることもなく、私利私欲にまみれた守銭奴どもに貢ぐだけの経済的余裕のある人格欠損者だけにそのチャンスが訪れるという、極めて不公平な状況であるとしか言いようがない。

こうした現状を憂いてか、こんなニュースもある。

長野県教委、教員採用基準の公表検討


 大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件を受け、県教育委員会が採用選考基準の公表に向けた検討を始めることが11日、分かった。公表内容を審議したうえ、来年度にも実施する。

 文科省によると公立学校教員採用で、選考基準を公表(一部または開示請求含む)しているのは、静岡県や愛知県など13道県と横浜市など7政令都市。長野 県教委は、「配点基準が分かると、試験対策が先行して、受験者の資質が測りにくくなる」(義務教育課)などとし、非公表にしていた。しかし、今回の汚職事 件を背景に、採用に対する透明性の確保が必要と判断し、これまでの方針を見直すことにした。現在は、一般教養、小論文、面接などの総点数のほか、配点も公 表されていない。

7月12日7時50分配信 産経新聞

未来ある子どもたちが、不正な手段で教職に就いた者に教えてもらうというのは余りにも可哀想であるし、そのような者が教職に向いた資質を備えているとは到底思えない。

この事件を機に、即刻全国の教育委員会は選考基準の透明化を図り、汚職の温床を断ち切るべきであろう。

またこの際、教育委員会の存在意義そのものをも再考するチャンスとしてはどうだろうか。

at 15:06, もーちゃん, 学校・教育

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