もーちゃんの部屋

日本のアブナイ政治屋たちによる右傾化を憂える記事が多いけれど、本当はキリスト教信仰やBCL、昔習っていた電子オルガンにまつわる話などを書きたいと思っています。

憲法は、国民が国家の暴走を食い止めるためにあるのです。国家が国民を統制するためのものではありません!
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「戦争はもう絶対にしたくないという日本人の感情と、理想主義に燃えたGHQの若いアメリカ人との奇跡の合作だった」──『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)
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基地建設よりジュゴンの保護─IUCN総会で3度目の勧告(案)決議
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    JUGEMテーマ:国内の環境問題関連ニュース

    基地建設よりジュゴンの保護

    ──これが世界の声だ。

    日米の戦争屋の連中は、いつになったらこの声を真摯に受け止められるようになるのだろうか。

    [ジュゴン保護勧告]

    最後通告だと考えたい


     「守るべきものたちに 明日も訪れる何かが 正しい やさしいであれ」

     歌手Coccoさんの歌「ジュゴンの見える丘」にある一節だ。古くからウチナーンチュの営みに密接にかかわりながらも、今ではなかなか目にすることのない貴重なこの哺乳類の行く末を案じ、保護することの大切さが歌詞に込められている。

     スペインのバルセロナで開かれていた国際自然保護連合(IUCN)の総会で、ジュゴン保護を求める勧告書案が賛成多数で採択された。

     世界約八十カ国が加盟し、約一万人の科学者や専門家で構成される組織の今回の意思決定は持つ意味が大きい。

     ジュゴン保護を求めたのは今回だけではない。二〇〇〇年、〇四年に続いて三回目である。同一生物での三度の勧告は異例という。いわば国際社会からの最後通告と言っていいだろう。

     前回採択の際、IUCNは提案理由を「その後の対策が十分に進んでいない」としていた。今回の勧告は現在でも日本政府の対応は鈍いという批判と受け止めたい。

     生息地である名護市辺野古崎の沖には、米軍普天間飛行場代替施設の建設計画が進んでいる。一四年の完成を目標にしているが、ジュゴンの環境に負荷を与えないための対策は不十分と言わざるを得ない。

     環境影響評価法(アセス)に基づく手続きで、事業主体の防衛省の調査は修正を余儀なくされている。勧告で日米両政府の共同による調査を求めていることは画期的だ。

     日米で合意した建設案によれば、海域の埋め立てによって約二十二ヘクタールの藻場が消失されるという。藻場はジュゴンの重要な餌場だ。計画が実行されれば生息域が狭められるのは間違いない。

     IUCNに加盟している日本政府は、今回の採択を棄権した。「(ジュゴンは)適正な保護を行っている」ことを理由に挙げたが、世界中の専門家の分析にどう反論するのだろうか。

     勧告は、ジュゴンへの影響を最小限にするための行動計画を作成することを併せて求めている。より実効性の高い手続きが不可欠であり、すべての選択肢を踏まえ、研究者らと協議し、アセスを行うことを要求しているのである。

     小手先の手法ではごまかせない。法的拘束力がないことは逃げ道にはならない。

     勧告が指摘する「すべての選択肢」とは、仮にジュゴンが生息する環境への一定の負荷が避けられないなら、基地建設計画そのものの見直しも視野に入れるべきだということだ。

     建設予定地にはアオサンゴの群落も見つかり、IUCNのレッドリストに初掲載された。同海域は世界に誇れる自然を維持しているのである。

     自然保護と経済活動が相反するとの考え方は今や時代錯誤だ。ジュゴン保護は海域だけではなく、陸域をも含む生態系全体を保全し、地域の大切な資源を残すことにつながる。それが今を生きる世代の努めである。

    2008年10月19日 『沖縄タイムス』
    | もーちゃん | 自然環境保護・リサイクル | 17:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
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