もーちゃんの部屋

日本のアブナイ政治屋たちによる右傾化を憂える記事が多いけれど、本当はキリスト教信仰やBCL、昔習っていた電子オルガンにまつわる話などを書きたいと思っています。

憲法は、国民が国家の暴走を食い止めるためにあるのです。国家が国民を統制するためのものではありません!
憲法・教育基本法の改悪と共謀罪、ホワイトカラーエグゼンプションの新設、原子力政策、特定秘密保護法、TPPに反対します!
人前での喫煙は殺人、吸い殻のポイ捨ては放火と同罪です!

「戦争はもう絶対にしたくないという日本人の感情と、理想主義に燃えたGHQの若いアメリカ人との奇跡の合作だった」──『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)
「憲法は天皇陛下と私の合作だ」「天皇陛下がいなければこの憲法はありえなかった」──マッカーサーの言葉
「マスメディアは、なぐさみと娯楽と恐怖を与える。/マスメディアは、ニュースを選別する。/マスメディアは、反対意見を小さく見せる。/
マスメディアは、本当に重要な問題を語らない。/マスメディアは、ただ過大な利潤を求める。/マスメディアは、人びとを孤立させる。」──チョムスキーの発言より
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    BBC WSほぼ全廃へ
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      JUGEMテーマ:BCL

      何たることか!

      イギリスの公共放送BBC(British Broadcasting Corporation)の短波によるWorld Serviceが2014年3月でほぼ全廃となり、インターネットなどに移行される。
      これには、日本でも人気の英語放送も含まれる。

      ◎BBC World Service壊滅的大リストラ 〜 短波放送はほぼ廃止 650人解雇

       BBC World Serviceは5言語部門の完全廃止、7言語部門のラジオ放送廃止、C伺函γ翡畔送の廃止を骨子とする大リストラを実施し、650人の職員を解雇すると発表した。
       BBC World Serviceの大リストラは昨年10月に英国政府より要請された16%の費用削減に応えたもので、今後3年間に渡り政府の要請を上回る20%の費用削減を行うことで要請を完全実施するものである。このリストラ計画で政府からの資金援助が打ち切られる2014年4月までに毎年4600万ポンドが削減されることになる。今年4月から始まる2011年度(英国の年度は日本と同じで4月〜3月)では1900万ポンド削減して費用を2億3670万ポンドに抑制する。
       リストラに伴いスタッフ部門(人事、財務、計画、マーケティング等)の人数も現状の2/3に削減する。スタッフ部門も含めて2011年度に削減される人数は450人で、2013年度までに合計650人を削減する。このリストラの影響で現在1億8000万人いる聴取者は2011年度だけで3000万人以上減少すると見られている。
       完全に廃止される部門はアルバニア語、マケドニア語、アフリカ向ポルトガル語、セルビア語、カリブ海向英語の5部門である。
       ラジオ放送が廃止されるのはアゼリ語、中国語(広東語は継続)、ロシア語(インターネット放送で一部は継続)、キューバ向スペイン語、トルコ語、ベトナム語、ウクライナ語で、TV放送とインターネット上(携帯も含む)の情報提供に切り替える。
       ラジオ放送を継続する部門でも、2013年度までに短波・中波の放送はビルマ・ソマリア向を除いて廃止する。2011年3月いっぱいで、ロシア向英語放送、ヒンズー語、インドネシア語、キルギス語、ネパール語、スワヒリ語、ルワンダ・ブルンジ向サービスの短波放送を廃止する。同時に欧州向に648kHzで行われている中波放送も廃止する。欧州のリスナーはインターネット放送または衛星放送で聴取することになる。他の地域のリスナーは現地FM中継、インターネット放送、携帯電話放送で聴取すれば良いとしている。2014年3月いっぱいで英語の短波放送も、廃止する。また英語放送の番組内容は大幅に削減する。この時点で残る短波放送はビルマ及びソマリア向のそれぞれ1日2時間づつのみとなる。
      (Media Network 1/26)

       英国のMike Barraclough氏によると、BBC有志によりリストラに反対する「Stop the BBC World Service Cuts」というサイトが開設された。
      http://www.savews.com/
      (DX Listening Digest Yahoo Group 1/27)

       リストラというよりも無料放送部門の解体に近いといえましょう。

      Bush Houseの玄関に置かれた「BBC World Serviceの死」を悼む花束(http://www.savews.com/ より、「R.I.P」は墓標に書かれる「〜ここに眠る」の意味)

      ◎無料の電波放送はなくなる運命 〜BBC会長が指摘

       BBC会長のMark Thomson氏は、Oxford Media Conventionにおいて無料のラジオ・TV電波放送は間もなく時代遅れとなり消滅するので、公共放送はそれに代わる新しいメディアのプラットホームを開発しておかなければならないと語った。将来の放送はすべて有料の閉じたシステム内で行われるようになり、無料放送は 「YouView」のようなシステム内でだけ可能になる。公共放送はそういう時代が来ることに備えて「YouView」等を採用することを考えておく必要があるとしている。
      (Media Network 1/19)

       BBC World Serviceの解体もこの考え方がベースにあると思われます。「YouView」とはBBCが開発中のIP化ラジオ・TVシステムのことです。ラジオ・TVの番組を高速携帯回線や光回線等からのIP接続によりSTB(セットトップボックス)経由で受信するもので、無料放送でもSTB使用料や回線使用料を徴収でき、しかも高いTV塔等コストのかかる電波送信所は不要になるというものです。全世界への拡販を考えているようです。

      また、ドイツのDW(Deutsche Welle)も政府から短波・中波放送の廃止するよう圧力を掛けられている。

      ◎ドイツ政府DWに対して短波・中波放送の原則廃止を要求

       ドイツ財務省の諮問委員会はDeutsche Welle(DW)に対して短波・中波放送の原則廃止と海外在留ドイツ人向の放送の中止を求めた。ドイツ国民の税金で賄われているDWは短波・中波の放送は廃止し、特定の国でのFM放送のみを残すべきとしている。DWはドイツ政府より2億7300万ユーロの年間予算で運用されている。400ページにのぼる諮問委員会の報告書は次のように指摘している。海外在留ドイツ人はインターネットでいつでも母国の情報を得られるし、海外でドイツの衛星TV放送も聴取できるためDWが海外在留ドイツ人向の放送を行う理由はなくなった。DWには現在1500人の職員がいるが、人数を圧縮して外国の非ドイツ人がドイツの政策に興味を持つような活動に集中すべきである。2013年までに海外放送のターゲットはアジア、アフリカ、中東、中南米に絞り、短波放送は最低限必要な地域向のみとして原則廃止すべきとしている。
      (Media Network 1/20)

      以前の記事でも述べたが、インターネットに接続できる環境にある国は一部であり、本当に正確・迅速な情報を必要としている発展途上国や独裁国家の民衆にとってはラジオが一番の、そして唯一の手段であることがまだまだ多い。

      有事の際にはインターネット回線が切断されることは、最近のエジプトの例を見てみても容易に想像できる。
      同時に国内の放送局が占拠されたり破壊されたとしても、短波による放送で海外から正しい情報がもたらされることにより、その国の民主化に寄与することは十分にあり得る。

      また大規模な自然災害の場合でも同様で、短波放送のおかげで人々の命が救われることもある。

      このように、有事や災害の際の重要な情報伝達手段を単に財政上の理由から次々と廃止していってよいものか。

      ※上記引用記事は『月刊短波2011年2月号』より。
      | もーちゃん | BCL | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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