もーちゃんの部屋

日本のアブナイ政治屋たちによる右傾化を憂える記事が多いけれど、本当はキリスト教信仰やBCL、昔習っていた電子オルガンにまつわる話などを書きたいと思っています。

憲法は、国民が国家の暴走を食い止めるためにあるのです。国家が国民を統制するためのものではありません!
憲法・教育基本法の改悪と共謀罪、ホワイトカラーエグゼンプションの新設、原子力政策、特定秘密保護法、TPPに反対します!
人前での喫煙は殺人、吸い殻のポイ捨ては放火と同罪です!

「戦争はもう絶対にしたくないという日本人の感情と、理想主義に燃えたGHQの若いアメリカ人との奇跡の合作だった」──『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)
「憲法は天皇陛下と私の合作だ」「天皇陛下がいなければこの憲法はありえなかった」──マッカーサーの言葉
「マスメディアは、なぐさみと娯楽と恐怖を与える。/マスメディアは、ニュースを選別する。/マスメディアは、反対意見を小さく見せる。/
マスメディアは、本当に重要な問題を語らない。/マスメディアは、ただ過大な利潤を求める。/マスメディアは、人びとを孤立させる。」──チョムスキーの発言より
<< さらに7万人の避難を! | main | 【転載】20ミリシーベルト問題─文科省発表に対する声明 >>
【転載】[TUP-Bulletin:0055] 速報913号「日本にならって、新たな原子力発電所を造るのを止めよう」
0
    JUGEMテーマ:原子力発電

    日本にならって、新たな原子力発電所を造るのを止めよう
    ハーヴィー・ワッサーマン著
    2011年5月11日(水曜)コモンドリーム

    日本はこれから先、新たな原子炉を造らない。この発言は、世界の原子力発電業界にとっては手痛い打撃であり、未来のエネルギー政策の大きな分かれ道になりえるだろう。

    菅直人首相は、原子力エネルギー計画について、「いったん白紙に戻して議論する必要があるだろう……再生可能エネルギーを基幹エネルギーに加える」と述べた。

    日本では、風力発電だけでも40基の原子力発電所の替わりになり得るし、これからはおそらくそうなる方向に向かうだろう。

    米国は日本に倣わなければならない。2012年度米政府予算に組み込まれようとしている、新たな原子炉建設に向けての360億ドル(約2兆9千億円)の補助金融資法案を廃案にしてしまえばいいわけだ。

    ミシシッピー川からロッキー山脈までに広がる土地に風力発電施設を多く設ければ、全米の電力需要の300%をまかなうことができるだろう。これは風力発電だけでの話で、太陽光発電、地熱発電、潮力発電、維持可能なバイオ燃料などは含まれてはいない。もし米国が、新たな原子力発電所の建設計画を放棄したなら、さまざまな再生可能な動力源を開発できるようになり、アメリカのエネルギーの未来を変えることになる。

    日本では、福島原子力発電所の事故が起きる前までは、新たに14基の原子炉を建設する計画があった。それまで日本全国に全部で55基の原子炉[訳注1]があったが、地震と津波で6基[訳注2]が停止に追い込まれている。柏崎原子力発電所では、5年ほど前に地震に見舞われ、7基ある原子炉のうち今でも3基が停止状態にある。菅首相はまた、地震の震源域に位置する浜岡原子力発電所の3基の原子炉の運転停止を要請した。
    [訳注1:実際には54基]
    [訳注2:実際には女川3基、福島第一6基、第二4基、東海第二の計14基]

    日本の原子炉の総数は、米国、フランスに次いで世界第三の規模を保っている。米国の商業用原子力発電所建設のほとんどを請け負っているゼネラル・エレクトリック社やウェスチングハウス社原子力技術部門のうち、少なくともその一部分は日本の企業により運営されている。原子炉圧力容器や他の主な構成部品が日本で製造されている。

    カリフォルニアにある4基の原子炉もまた震源域に建てられており、津波の被害にも遭う可能性も高い。ロスアンジェルスとサンディエゴの中間に位置するサンオノフレ原子力発電所では、半径50マイル(80キロ)範囲内に750万人が住んでいる。サンオノフレの稼動中の2基と停止中の1基の原子炉は、高潮ラインの1マイル(1.6キロ)以内に位置している。

    サンルイス・オビスポの近くにあるディアブロキャニオン原子力発電所は、いくつかの地震断層の近くに建てられている。また最近、2基の原子炉から2マイル(3.2キロ)も離れていない地点を走っている新たな地震断層が発見されたばかりだ。

    マンハッタンの北方35マイルにあるインデアンポイント原子力発電所の2基の稼働中原子炉を含め、米国では数多くの原子炉が地震断層近くにあり、かなり危険である。クリーブランドの東にあるエリー湖畔に建てられたペリー原子力発電所は、1986年1月に起きた地震により被害を受けた。

    福島原子力発電所での複数の爆発や部分的なメルトダウン(炉心溶融)、そして使用済み核燃料プール付近の火災などにより、膨大な量の熱量が大気中に放出され、地球温暖化をますます加速させ、生態系に悪影響を与えている。

    高濃度の放射性降下物は、福島からはるかに離れた場所でも検出されている。また、何百万ガロンという高濃度に放射能汚染された汚染水が、すでに海中に放出された。

    放射性降下物はまた、米国中の雨水、牛乳、そして野菜からも検出され、数百万人というアメリカ人の健康を脅かしている。特に小さな子どもたちや、子宮内の胎児は微量の放射性物質でも影響を受けやすい。

    現在、福島原子力発電所の4号機は崩壊の一歩手前まで悪化しているように見える。また、少なくとも一つの使用済み核燃料プールで核分裂が続いているようだし、複数の原子炉もまた溶融している可能性がある。

    福島原子力発電所内では放射線量が非常に高いので、放射線業務従事者は数年以内に死ぬことを宣告されているようなものだ。そこで働く人びとの多くは、それが自殺行為だということを承知で福島原子力発電所に来ている。この惨事が最終的に収まるまでは、まだ何年もかかるだろう。

    浜岡原子力発電所に運転停止を要請し、未来の原子力政策を白紙に戻すと発表した菅首相の決意は、周りにショックを与えた。福島原子力発電所事故が起きた当時は、菅首相は対応能力が弱いと多くの人びとから非難されたが、今日、彼は日本のエネルギー政策の未来を見直す決断を下した。

    日本は海外から輸入する化石燃料に依存してはいるが、大手企業は風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギー技術に多大な投資をしてきた。これらの企業がこれから先、日本の代替エネルギーを担う先駆者となるだろう。

    ドイツでは、福島原子力発電所事故の後、大規模な反原発デモが起こり、選挙では与党は反原発を掲げる候補者に大敗した。それを受け、アンゲラ・メルケル首相は古くなった7基の原子炉を廃炉にし、2020年までにはもう10基を停止させ、ドイツを原子力発電所のない国にすると発表した。

    この数十年の間、ドイツは風力発電、太陽光発電、その他の代替エネルギーを、他のどの先進産業国よりも熱心に押し進めてきた。その結果、莫大な利益もあげてきた。

    米国を見ても、原子力発電業界は打撃を受け続けているが、再生可能エネルギー業界は大繁盛している。今週のことだが、ヴァージニア州で建設される予定だったフランス企業経営の原子力発電構成部品工場が2年間延期になった。これは延期とはいうが、ほぼ計画の取り消しを意味する。

    サウスカロライナ州では、50億ドル(約4千億円)の税金を注いで建てられたプルトニウム混合のMOX燃料製造施設は、いまだに顧客が見つからず稼動にこぎつけていない。今では、このプロジェクトの本来の目的や、実効性を疑う声が高まっている。

    全体的に見れば、原子力発電に関するビジネスはすでに芳しくなかったが、福島原子力発電所の事故のために、ますます難しくなった。日本企業が投資するはずだったテキサス州での原子力発電所建設計画は、今では破棄になったも同然だ。同じようにフランス企業が後ろ盾になったメリーランド州の計画もこれ以上前に進まないだろう。

    オバマ政権は新たな原子炉建設に向けての360億ドル(約2兆9千億円)の補助金融資法案を通そうとしているが、どの原子炉建設計画がその融資を受けるほど信頼できるのか、はっきりとしていない。

    そうこうしているうちに、バーモント州、ニューヨーク州、ニュージャージー州などにある旧式原子炉を停止に持ち込もうとする運動に火がついて、激しい戦いが繰り広げられている。福島原子力発電所一号機とほぼ同じデザインの原子炉が約24基、米国で稼働している。それらの原子炉を廃炉にせよとの人びとの要求は拡大し続けている。

    私たちは原子力発電に見切りをつけ、グリーンで再生可能な地球を手にする必要がある。

    原子力発電は地球温暖化を悪化させ、生態系を破壊するだけでなく、経済をも破滅に追いやるものだ。

    原子力発電業界は、企業の十分な投資を得られないし、実効性のある損害保険も受けられないし、廃棄物の処理もできないし、またエネルギー市場での競争に太刀打ちできはしない。その上、福島で起きたような惨事が絶対に起らないとは保障もできないし、信頼できるエネルギーを将来もずっと供給することもできない。

    もし私たちが360億ドルの補助金融資法案を廃案に持ち込むことができれば、太陽、風、潮流、波、地熱、などをエネルギー源とした再生可能な理想郷、「ソーラートピア」が可能になるだろう。

    先駆者であるドイツやデンマーク、そして今では日本も参加して、私たちは原子力発電所のない未来への第一歩を踏み出した。この道は私たち人類が生き延びる道であり、また新たなる繁栄へと導いてくれる道だ。

    さあ、補助金融資法案を廃案に持ち込もう。ヴァーモントヤンキーやインデアンポイントのような旧式で老いぼれた原子力発電所を停止させよう。そして、本当にグリーンで再生可能な未来を共に築き上げよう。

    原文リンクおよび参照リンク:
    http://www.commondreams.org/view/2011/05/11
    http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110512-OYT1T00299.htm
    http://www.asahi.com/politics/update/0510/TKY201105100381.html
    | もーちゃん | 原子力問題 | 14:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
    スポンサーサイト
    0
      | スポンサードリンク | - | 14:37 | - | - |









      トラックバック機能は終了しました。
            1
      2345678
      9101112131415
      16171819202122
      23242526272829
      << February 2020 >>
      + SELECTED ENTRIES
      + RECENT COMMENTS
      + RECENT TRACKBACK
      + CATEGORIES
      + ARCHIVES
      + RECOMMEND
      + RECOMMEND
      + RECOMMEND
      + RECOMMEND
      + RECOMMEND
      + RECOMMEND
      + RECOMMEND
      戦争のつくりかた
      戦争のつくりかた (JUGEMレビュー »)
      りぼん・ぷろじぇくと
      戦争はいきなり始まるものではなくて、一歩、また一歩とゆっくりと「戦争ができる」「戦争をしてもいい」「戦争しなきゃ」というように進むものだと思います。 本書はまさにこのプロセスを絵本仕立てでわかりやすく示した「戦争レシピ本」です。小学生でも80歳の方でも等しく読める内容です。多くの一般市民にとってこの本は「戦争を考えるヒント」になるのではないかと思います。
      + RECOMMEND
      茶色の朝
      茶色の朝 (JUGEMレビュー »)
      フランク パヴロフ,ヴィンセント ギャロ,藤本 一勇,高橋 哲哉
      突然「茶色のペット以外は飼ってはいけない」という法律ができたことで起こる変化を描いた反ファシズムの寓話。
      + RECOMMEND
      みどりのゆび
      みどりのゆび (JUGEMレビュー »)
      モーリス ドリュオン, Maurice Druon, 安東 次男
      裕福に暮らすチト少年は、お父さんが兵器を作る人だったことを知り、驚きました。じぶんが不思議な<みどりのゆび>をもっていることに気づいた少年は、町じゅうに花を咲かせます。チトって、だれだったのでしょう? (小学4・5年以上)
      + RECOMMEND
      憲法九条を世界遺産に
      憲法九条を世界遺産に (JUGEMレビュー »)
      太田 光, 中沢 新一
      実に、日本国憲法とは、一瞬の奇蹟であった。それは無邪気なまでに理想社会の具現を目指したアメリカ人と、敗戦からようやく立ち上がり二度と戦争を起こすまいと固く決意した日本人との、奇蹟の合作というべきものだったのだ。しかし今、日本国憲法、特に九条は次第にその輝きを奪われつつあるように見える。この奇蹟をいかにして遺すべきか、いかにして次世代に伝えていくべきか。お笑い芸人の意地にかけて、芸の中でそれを表現しようとする太田と、その方法論を歴史から引き出そうとする中沢の、稀に見る熱い対論。宮沢賢治を手がかりに交わされた二人の議論の行き着く先は…。
      + RECOMMEND
      + RECOMMEND
      憲法は、政府に対する命令である。
      憲法は、政府に対する命令である。 (JUGEMレビュー »)
      ダグラス・ラミス
      日本国民のどれくらいが「憲法とは何か」という問いに正しく答えられるのだろうか。著者は基本的に護憲の立場を取るが、その主張は第9条の正当性をヒステリックに叫ぶだけのものではない。本書は国際的かつ歴史的視点から憲法を解説し、日本国憲法が為政者と国民に何をもたらし、また何を抑制してきたかを整理するもの。
      まずは「国の最高法規」である憲法が政府の施策のみならず、国民個人の政治的アイデンティティーを規定し、その国の文化にまで深い影響を与えていることを種々の学説や西欧の実例で示す。結果、日本国憲法の条文は主権在民の原則に立つ我が国の政府に対する「命令」であり、命令を下された側が足かせと感じるのは当然のことだと言う。「この憲法は米国から押しつけられたもので国民の総意ではない」という改憲派の常套句については、戦勝国の米国自身ですら制御できない権限を日本国民に与えたことを、米国が最も悔やんでいると反論する。
      こうした立ち位置から第9条と安全保障条約、言論の自由、人権条項、政教分離の原則などをテーマに、現憲法の価値について考察を加えていく。
      + RECOMMEND
      憲法と戦争
      憲法と戦争 (JUGEMレビュー »)
      C.ダグラス ラミス, C.Douglas Lummis
      憲法第9条に人びとを戦争からまもる力があるか? 国の交戦権とはどんな権利か? 自衛隊の海外派遣の本当の目的とは? 日米新ガイドラインのめざしているものは何か? これからの日本国憲法のために、改憲派であれ護憲派であれ、これだけは考えておきたいことを根源から問いなおす。
      + RECOMMEND
      愛国者は信用できるか
      愛国者は信用できるか (JUGEMレビュー »)
      鈴木 邦男
      三島由紀夫は言った。「愛国心は嫌いだ」 なぜか!? 新右翼の大物が初心に返って「愛国心とは何か」を考え、その素晴らしさと危うさの両面を説く。天皇制や天皇論についても一家言を述べる。
      + RECOMMEND
      ラジオは脳にきく―頭脳を鍛える生活習慣術
      ラジオは脳にきく―頭脳を鍛える生活習慣術 (JUGEMレビュー »)
      板倉 徹
      ケータイ、テレビ、パソコン…。視覚に頼りすぎた生活では「脳」は萎縮する。ラジオを聴いているときや読書の「場面想像」で脳全体が活性化する―など、脳機能低下を防ぎ、頭を良くするカンタンな方法を提案。無理なく継続でき、能力向上、記憶力アップ、脳の若返り、うつ病・アルツハイマー防止などにも効果抜群なシンプル生活のすすめ。
      + RECOMMEND
      放射能がクラゲとやってくる―放射能を海に捨てるってほんと?
      放射能がクラゲとやってくる―放射能を海に捨てるってほんと? (JUGEMレビュー »)
      水口 憲哉
      25年以上昔から再処理工場からの放射能廃液の海洋放出に関して情報発信を行ってきた著者による、気仙沼における講演記録を収録したブックレット。さまざまな事例をもとに、放射能廃液による海洋汚染の実態を述べる。
      + PR
      + BBN聖書放送
      + 9条守ろう!ブロガーズ・リンク
      + MOBILE
      qrcode
      + LINKS
      + PROFILE