もーちゃんの部屋

日本のアブナイ政治屋たちによる右傾化を憂える記事が多いけれど、本当はキリスト教信仰やBCL、昔習っていた電子オルガンにまつわる話などを書きたいと思っています。

憲法は、国民が国家の暴走を食い止めるためにあるのです。国家が国民を統制するためのものではありません!
憲法・教育基本法の改悪と共謀罪、ホワイトカラーエグゼンプションの新設、原子力政策、特定秘密保護法、TPPに反対します!
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「戦争はもう絶対にしたくないという日本人の感情と、理想主義に燃えたGHQの若いアメリカ人との奇跡の合作だった」──『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)
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安全神話の闇に葬られる原発被曝労働者
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    「柏崎刈羽原発運転再開まで1年以上」というエントリーで、

    それにしても、人間(派遣社員か?)が紙タオルで床の放射性物質を拭き取るとは、あまりにも危険過ぎないか。

    彼らの被曝の危険性はどの程度なのか。

    清掃用のロボットくらいないのだろうか。


    と疑問を呈していたが、JANJANで驚愕の記事を発見したので紹介する。


    安全神話の闇に葬られる原発被曝労働者 2007/06/01

     これまで闇へと葬られてきた、原発が生み出す被曝労働者の存在。国民の大多数は「原発安全神話」を無批判に信じ込まされ、何十万人もの下請け労働者が放射能被曝に苦しんでいることなど考えも及ばなかったろう。暗黒労働によってつぶされた彼らの実態から、暗く醜い原発社会の裏側が浮き彫りになる。

     原発の最大のアキレス腱ともいうべき原発下請け労働者の放射線被曝の実態は現代社会の闇とはいえまいか。

     これまで原発が生み出す被曝労働者の存在は、闇から闇へと葬られてきた。わが国の原発が営業運転を開始して今年で41年、この間に55基もの原発が日本列島を埋めつくした。大マスコミを動員して「安全だ」「クリーンだ」「次代を担うエネルギーだ」「平和利用だ」と推進一筋だっただけに、国民の大多数は「原発安全神話」を無批判に信じ込まされてきた。

     まして近代科学技術の結晶などと持ち上げられて、コンピューター操作によって原発が動いているかの錯覚を与えたために、何十万人もの下請け労働者たちが原発内作業での放射線被曝に苦しんでいるなど考えも及ばなかったろう。私はこの30数年間、暗黒労働によってつぶされた放射線被曝労働者たちに焦点を当て追求してきた。

    「熱くてよ!苦しくてよ!」の言葉を聞いて

     東電福島第一原発内で放射能除染作業を行い被曝し骨転移ガンで苦悶のうちに死亡した佐藤茂さんの「熱くてよ!苦しくてよ!ほれこそ面(マスク)なんかつけておれず、はずして働いたさ。音(アラームメーター)の出るのも無視してよ!まるで宇宙人のような格好だったな!」と語った言葉がその現場へと駆り出すきっかけをつくってくれた。

     労働者は日常的に被曝しているが、特に事故・故障時や、ほぼ年1回行われる定期検査中が最も被曝量が多い。かつては3〜4カ月かけていた定検も最近は短縮され、わずか40〜60日で原発内をすべて点検・補修するわけだから被曝は絶対に避けられない。

     古い原発も半数近くあるわけで内部は薄暗く、しかも高温多湿(30度から50度)である。私が1977年7月に入った敦賀原発1号炉の出力35万7000キロワットでさえ、1日に1500人近い労働者が働いていた。原発が多数の被曝労働者を生むという現状は現在も変わっていない。まして今の100万キロワット級の超巨大原発では、2000人を超す労働者による人海戦術という前近代的労働が要求されるのは必然的である。

     各原発によって服装の色はまちまちだが、重装備に身を固め、ボロ雑巾で床やパイプに付着する放射能除染作業や労働服の洗濯、大小パイプの点検、補修、ヒビ割れ箇所の溶接、放射能スラッジタンクの掃除やピンホールの穴埋め、蒸気発生器の点検・補修等、何百種類におよぶ原発内作業なくして原発は1日たりとも動かないというのが宿命なのだ。

    原発ブラブラ病になった親方

     原発内作業は必ず3種のマスク(半面・全面・エアーライン)のどれかをつけ、外部被曝計器のフィルムバッジ、アラームメーターをつけて入るが全面マスクは「人いきれと高温で前面が曇り見えなくなる」という現実の前で必然的に外しての作業となる。従って、放射性物質を口や鼻から吸入するため内部被曝は避けられない。

     その現実を端的に語ってくれた北九州の親方は「わしらが規則を無視してやらなければ定検なんか決められた日程内では終了せん。マスクもはずしたまま働くのは当たり前だ」。彼もまた原発ブラブラ病となった一人である。炉心部周辺で働いた故・森川勇さんも「長靴の中が20分くらいでぐしょぐしょになった」と劣悪な労働現場を語った。各原発に用意された内部被曝計器はガンマ線しか測定できない。「改良に改良を加えた日本製原発だから被曝はあり得ない」とうそぶく各電力会社社員にもあきれるが、アメリカ製の古い原発が半数近くある現実認識も忘れないでほしいものだ。

     私が取材したガン死亡の労働者のほとんどは原発労働者に課せられた年間被曝線量の50ミリシーベルト以下の被曝量であった。

     この基準値自体があまりにも人間無視といわざるを得ない。ICRP(国際放射線防護委員会)ですら、5年間の平均被曝量を20ミリシーベルトまで下げるよう勧告しているほどなのに、日本の被曝線量基準は非人間的といわざるを得ない。原発の場合は晩発性障害だけに苦悩もひとしおであろう。

     現在、被曝労働者の労災認定はわずか6例にすぎないが、これらは、わが国初の原発被曝裁判を大阪地裁、高裁、最高裁で「全面棄却」の判決を受けながら、17年間闘った「岩佐訴訟」原告の故・岩佐嘉寿幸さんの裁判闘争がもたらした結果であろう。

    差別の上に成り立ってきた原発労働

     この労災認定の6例を見ると「慢性骨髄性白血病」「急性リンパ性白血病」「急性単球白血病」「急性骨髄性白血病」「多発性骨髄腫」のみであるから、他のガン死は認められていない。何とも理不尽だ。

     現在までに原発と関わった総労働者数(1970〜2005年)は169万7000人。総被曝線量は(累積)2851ミリシーベルトと記録されている。年々、増え続ける労働者数と被曝線量、これでも推進派は古い問題と片づけてしまうのか。放射線被曝者は財団法人の「放射線従事者中央登録センター」(2000年末現在)に登録された累計でも35万2888人を数える。

     差別の上に成り立ってきた原発労働の世界では、人権が完全に無視されていることを労働形態が如実に示している。原発→元請け(財閥系)→下請け→孫請け →ひ孫請け→親方(暴力団含む)→日雇い労働者(農漁民、被差別部落民、元炭鉱マン、大都市寄せ場、都市労働者)。この重構造が複雑に絡み合い賃金のピンハネがあり、二重の差別構造を形成している。つまり社会的弱者を徹底的に使役するというのが原発なのだ。体をこわしても労災認定はおろか証拠のもみ消しにやっ気となる。この象徴的存在が、故・嶋橋伸之さん(享年29)のケースである。

     彼は下請け会社で浜岡原発内で働き、慢性骨髄性白血病で死亡した。94年、両親の訴えで労災認定を勝ち取ったが、その裁判過程で驚くべきことが判明した。彼が死亡した翌日に「放射線管理手帳」に記されていた被曝線量が全面的に書き替えられていたのである。

    高校生アルバイトも原発内で被爆

     取材を続ければ、おぞましい原発社会の闇がつぎつぎと見えてくる。88年には衝撃的事件が発生した。

     原発のない京都府綾部市内3人の高校生が関西電力高浜原発1・2号機の定期検査で原子炉格納容器内の放射能うず巻く一次冷却水系の配管工事に従事し被曝したのだ。1人は16歳で61日間働き9・5ミリシーベルトと、原発労働者の平均被曝量、約2ミリシーベルトの約5倍に達しており、危険な作業であった。残る2人は17歳で59日〜62日間作業し1003ミリシーベルト〜1009ミリシーベルトの被曝線量があった。

     この少年3人は京都府福知山市内の暴力団員らが、下請け会社にあっせんして働かされていた。3人の給料計287万5000円のうち、96万3000円をピンハネし京都府警に労基法違反で逮捕された。労基法では原発管理区域内など危険、有害環境下での未成年者の労働を禁じている。この場合は暴力団員がニセの住民票を使い3人が成年であるかのように見せかけていたため労基局も関電も少年であることに気づかなかった。

     当時、通産省は「関電から報告を受け、再発防止を指導した。現在のところ他の同様ケースがあったとの報告はない。関電の管理体制に問題があったとは考えない」とコメントしていた。ところが91年、私は舞鶴市の高専学生たちがアルバイトで原発に入っていることを聞くに及び、これは氷山の一角にすぎないことを知る。

    暴力団と医師による裁判つぶし

     「原発ブラブラ病」だと自ら語った村居国雄さんのケースでは原発社会のドス黒さが垣間見える。彼は「敦賀原発定検中に約1時間、雑巾で放射能をふき取る作業をしただけで5ミリシーベルトを浴びた」という。以後、倦怠感から、脱毛、歯がボロボロに欠け落ち働けなくなった。

     「岩佐訴訟」と共闘しようと動き出すや、生活苦にあえいでいた奥さんを抱き込み600万円で裁判をつぶされた。その裁判つぶしに一役買ったのが、阪大病院放射線科の重松教授であり、医師にあるまじきことに、わずか100万円の謝礼で魂を売り「異常なし」診断書を作成した。後に思い悩み、自殺をしている。村居さんの訴えは原発下請け会社のビル代行(現・(株)アトリックス)と敦賀原発の悪行を社会の表面に引き出した。前述した北九州市の親方の場合は裁判を起そうとするや暴力団のいやがらせ電話と九大病院放射線科の医師による「異常なし」診断書によってわずか106万円で裁判がつぶされている。

     これらわずか数例でも暗く醜い原発社会の裏側が浮き彫りとなる。最後に生きているうちに労災認定を勝ち取った大阪の長尾光明さんを紹介しよう。現場監督として浜岡、ふげん、東電福島第一原発の定検工事にたずさわった。彼の「放射線管理手帳」に記載された総被曝量は70ミリシーベルト。98年に兵庫医大病院で「多発性骨髄腫」と診断され、現在、東京電力を相手に被曝の因果関係を問う裁判を行っている。

     詳しくは新版『闇に消される原発被曝者』(お茶の水書房)、写真集『原発 73−95』(三一書房)を参照されたい。

    (樋口健二)
    | もーちゃん | 原子力問題 | 00:39 | comments(0) | trackbacks(1) |
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      31歳からのハローワーク
      アングラモノが好きな方に是非オススメです☆ ●○●-楽天買い物道中記-●○●・安全神話の闇に葬られる原発被曝労働者・中日新聞より抜粋。・何か変えたいなら社会を変えろ糞親 革命的運動をしてから労働行け・弱肉強食から共生社会へ転換を・社会権と労働問題・[
      | 社会のレビュー | 2007/08/18 12:30 PM |
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