もーちゃんの部屋

日本のアブナイ政治屋たちによる右傾化を憂える記事が多いけれど、本当はキリスト教信仰やBCL、昔習っていた電子オルガンにまつわる話などを書きたいと思っています。

憲法は、国民が国家の暴走を食い止めるためにあるのです。国家が国民を統制するためのものではありません!
憲法・教育基本法の改悪と共謀罪、ホワイトカラーエグゼンプションの新設、原子力政策、特定秘密保護法、TPPに反対します!
人前での喫煙は殺人、吸い殻のポイ捨ては放火と同罪です!
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    HAPPY EASTER!
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      JUGEMテーマ:聖書

      イースターおめでとう

      | もーちゃん | 希望の光 | 16:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
      【転載】[TUP-Bulletin:0046] 速報905号 海中の放射能汚染は、薄められてはいるが、無害からはほど遠い
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        JUGEMテーマ:原子力発電

        海中の放射能汚染は、薄められてはいるが、無害からはほど遠い(抄訳)
        エリザベス・グロスマン
        エール大学「環境360」掲載
        2011年4月7日(木曜)


        日本の福島原発事故で排出された汚染水が太平洋に流出し続ける中、科学者たちは放射性物質が海洋生物に与える影響を心配している。海が放射線を薄める能力は非常に大きいが、放射性元素は海中で広まり、すでに地元の水産物を汚染している。

        過去半世紀にわたって世界中で、放射性物質を海洋投棄したり海に放出したりする事件が後を絶たなかった。英国核燃料会社(BNFL)は、放射性廃棄物を繰り返しアイリッシュ海に放出したし、フランスの核再処理施設も同様の核廃棄物をイギリス海峡に放出した。また旧ソ連は、数十年にわたって大量の放射性物質 を北極海やカラ海、バレンツ海に投棄し続けてきた。
         
        それらの放射性物質には、少なくとも16隻の原子力潜水艦や原子力砕氷船の原子炉と、ソ連軍基地や核兵器製造施設から放出される大量の液体および固形放射性廃棄物が含まれていた。

        それでも、いま東日本の沿岸でくり広げられている事故は、未だかつて世界中の誰もが経験したことのない大惨事だ。事故を起こした福島第一原子力発電所は何千トンという放射能汚染水を海に直接垂れ流している。
         
        海は広大なので、核汚染を薄める力は大きいが、放射性物質が日本近海に広がった兆候はすでに現れている。東日本の沖合25マイル(40キロ)の海水から高濃度の放射能が計測されたし、福島原発の数十キロ南で採取された小魚からは、格段に高い濃度の放射性セシウムや放射性ヨウ素が検出された。

        このような放射能汚染が続いたとして、海洋生物、または人間がどのような影響をこうむるかは、まだはっきりと分かっていない。しかし科学者たちは、日本政府や米国政府、そして太平洋を囲む他の国々が、海中の放射能汚染がどれほどの濃度を保ちながら、どれくらい遠くまで広がるのかを徹底的に調査する必要がある、という趣旨で合意している。

        マサチューセッツ州にあるウッズホール海洋研究所の海洋化学研究主幹のケン・ブッセラー博士はこう語る。「福島原発が海岸沿いに立地し、放射性汚染水を海に直接放出していることを考えれば、その海洋汚染への影響はチェルノブイリの比ではないでしょう。チェルノブイリは内陸部に位置し、どこの海からも何百マ イルも離れていますからね。
         
        私が最も心配しているのは、情報が得られないことです。私たちは未だに、どのような放射性化合物が海に放出されたのかも、その拡散分布状態も知らないのですからね。日本からいくつかの海洋地点での検査結果を得ていますが、それらはすべて沿岸部だけでのデータです。汚染水流出の総合的な影響を理解しようとす るなら、水産物も含めて、広範囲における科学的調査が必要なんです」

        ブッセラー博士や他の専門家たちが、ここまでは確かだと口を揃える見解がある。それは、ヨウ素131などの半減期の短い放射性元素や、半減期が30年のセシウム137などの長期にわたって放射線を出し続ける物質の両方とも、植物プランクトンや動物プランクトン、それに昆布や他の海洋生物により吸収され、またそれらを捕食する魚から海洋哺乳類、人間へと、放射線物質が食物連鎖の上部にある生き物に取り込まれていくという説だ。
         
        福島原発の土壌で検出されたプルトニウムを含む他の放射性元素もまた、海洋生物にとって脅威となる。ここで鍵となる問題は、それらの放射能汚染が、どれくらいのレベルまで濃縮されているかということだ。日本政府は、放射性汚染水の海への流出を食い止めることができるまでは、東北地方の一部沿岸での漁を一時的に禁止することで、国民の健康被害を十分に回避できると望んでいる。

        しかし蛇口はいまだに締まらぬまま、汚染水は流れ続けている。3月11日に起きた地震と津波により福島第一原発が損傷して以来、高温にヒートアップした4機の原子炉を冷却するために、すでに大量の水が注ぎ込まれてきた。
         
        福島原発では、何千トンという放射性の汚染水を太平洋に放出する作業が続けられた。深刻な被害を受けた原子炉2号機から海に漏れ出ていた高濃度の放射性物質を含む汚染水は、今週になってやっと止めることができた。しかし、原子炉の炉心を冷却するために注がれた水は、今でも継続的に海に流出している。それに付け加えて、原発周辺の風はほとんど海に向かって吹いているので、大気中に放出された放射性物質が風に運ばれ太平洋上で降下し、海洋をさらに汚染してい る。

        東京電力は、福島原発近くの海中から、法的基準値の500万倍の濃度の放射性ヨウ素131が検出されたと公表した。また日本の公共放送NHKによると、近ごろ採取した海水からは、基準値の110万倍の放射性セシウム137が計測されたという。

        これまで、アイリッシュ海、カラ海、バレンツ海、そして太平洋に放出されてきた核物質への研究で分かっていることは、それらの放射性物質は、実際に海流に乗って運ばれるし、海洋堆積物の中にも沈殿するし、海洋食物網を通じてプランクトンから大きな魚へとよじ登っていくということである。
         
        イギリスの北西にあるセラフィールドの英国核燃料会社(BNFL)は、1950年代から数十年間にわたって放射性物質をアイリッシュ海に放出してきた。アイリッシュ海で行われた綿密な調査では、放射能汚染された魚を食べて成長したアザラシやイルカから、いちじるしく高い濃度の放射性セシウムとプルトニウムが検出されたと報告されている。
         
        別の研究調査では、英国セラフィールドとフランスのラ・アーグ再処理工場から流れ出た放射性物質が、北大西洋や北極海まで海流に乗って運ばれていたことが証明されている。2003年に出版された研究によると、世界中に放出された放射性物質のうち、実際にかなりの量が海洋環境を汚染していることが記されてい る。

        しかし、これらの放射能汚染が海洋生物や人間にどんなかたちで影響をもたらすかについては、未だにその全貌は明らかにされていない。旧ソ連が北極海に投棄した大量の核物質でさえ、海洋生物に広範な被害を与えたという決定的な証拠は報告されてはいない。まあそれは、棄てられたいくつかの原子炉の格納容器がまだ健在で、放射能漏れを防いでいるのかもしれないが。

        核廃棄物が投棄されたエリアで、ロシア人科学者による包括的な研究がなされていないのも、私たちの理解の妨げとなっている。バレンツ海と白海で起きた血液ガンによるアザラシの絶滅と、白海で起きた数百万にものぼるヒトデ、貝類、アザラシ、イルカの大量死……。これら1990年代初頭に起きた二つの事件について、ロシア人科学者たちはその死因を、公害か又は核汚染によるものとみなしている。

        <中略:6パラグラフ分省略。海産物の食物連鎖や甲状腺への影響など学術的記述部分を省略しました。興味のある方は原文をご参照ください>

        今までのところ日本政府と東京電力は、海洋の放射能汚染について、ほんの限られたデータしか提供していない。グリーンピース・インターナショナルの核エネ ルギー問題担当、イアン・ベラネック氏は、「緊急な状況なので、原発沿岸での独立した監視活動を行うのは難しい」と語った。
         
        この4月5日、日本政府は初めて、魚介類中の放射性物質の暫定規制値を定めた。いくつかの国々は、日本からの魚介類の輸入を禁止した。米政府も、福島県に最も近い県から産出する食品の輸入を禁じたし、米食品医薬局(FDA)は、魚介類を含む輸入食品の放射能汚染に対する監視を厳しくすると発表した。

        カリフォルニア大学サンタバーバラ校の化学および機械工学教授、テオ・テオファ二ス博士は、「これは今すぐ健康被害を憂慮しなくてはならないというわけではないが、私たちはまだこの問題の終結を見ていません」と語った。

        米国立海洋大気圏局(NOAA)は、海洋環境の放射能汚染に関する監視は今のところ行っていない。また米国環境保護庁(EPA)の広報係は、「空気中の放射線量は監視しているが、海洋環境のモニターをしているかどうかは、はっきりとは言えない」と語った。

        ウッズホール研究所のブッセラー博士や環境活動家のベラネック氏などの専門家は、「福島原発で汚染された水が、どんな海流に乗ってどの方向に運ばれて行くのかに注意深く監視の目を向けつつ、海洋生物や海底や海中に溜まる放射性核種のサンプル測定調査を、世界中の科学者たちが一致協力して、できるだけ早いうちに開始するべきだ」と語った。

        原文リンク: http://e360.yale.edu/feature/radioactivity_in_the_ocean_diluted_but_far_from_harmless/2391/

        http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110416/dst11041609480009-n1.htm
        http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000012bpc-att/2r98520000012buz.pdf
        http://uranzando.jpn.org/uranzando/j_sosho/15main.htm
         

        【注記】 読者の皆様へ:この原稿はTUPから配信されている通常の翻訳原稿に比べ、緊急性を重視するためにチェックの時間を短縮しています。もし誤訳など見つけた場合はTUPまでご連絡ください。ウェブサイトに掲載した原稿で訂正していきます。そういう理由により、この原稿を転送される場合は必ずこの注意書きまで含めて転送されますようよろしくお願いします。

        | もーちゃん | 原子力問題 | 13:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
        【転載】美浜の会メール・ニュース11-10 子ども20ミリシーベルト問題
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          JUGEMテーマ:原子力発電

          ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          4月21日(木)
          子どもに20ミリシーベルト!?放射線被ばく基準に関する対政府交渉
          緊急に、文科省に抗議の声を! 文科省は21日にも基準を発表する可能性があります。

          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇

          ●福島の子ども達を救おう。 
           文部科学省は、福島県内の学校の被ばく基準について、年20ミリシーベルトの被ばくを子ども達に適応しようとしています。
          これは、原発管理区域の基準である3ヶ月1.3ミリシーベルトを大きく上回るものです。放射線の影響を受けやすい子どもに、このような高い基準を適用しようとしているのです。
          現在の一般人の基準は1ミリシーベルトです。

           文科省は21日(木)にも基準を発表する可能性が高くなっています。
           何としても撤回させましょう。
          ★ 政府交渉に参加してください。
          ★ 参加できない方は、下記から文部科学省に抗議の声を届けてください。
            福島の子ども達に20ミリシーベルトの適応を撤回するように。
            全国の学校関係者も声をあげてください。

            ★抗議先
              文部科学省:https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry09/
                    電話番号:03−5253−4111(代表)
              首相官邸:https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

          ●21日政府交渉の日時、場所
           ・集合 参議院議員会館ロビー     11:00
           ・事前打合せ 参議院議員会館B107 11:15〜12:30
           ・対政府交渉 参議院議員会館B107 12:30〜13:30
           ・記者会見  参議院議員会館B107 13:30〜14:00

          ●福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、文部科学省はあくまで「基準は20ミリシーベルト」とし、子どもの年間被ばく限度も一般人と同等に扱うとしています。子どもたちが被ばくの危険にさらされています。

          ●確実に広がる放射能、福島県内学校の75%が放射能「管理区域」レベルの汚染、20%が個別被ばく管理が必要なレベルの汚染状況にあります。子どもたちを原発内で遊ばせるようなものです
          http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/77b1f6c632e436b9bd3d14d5796877ee/page/1/

          ●福島のお母さんから多数の叫び声が寄せられています(フクロウの会ブログ)
          http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/svh-652a.html

          ●福島県の住民団体「原発震災復興・福島会議」は学童疎開などの進言書を出し、今日県内で記者会見されました。
          学童疎開などの進言書はフクロウの会のブログにもあります。
          http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/svh-652a.html

          ●4月15日に、フクロウの会、グリーン・アクション、美浜の会で、緊急に下記の質問書を出しました。福島瑞穂議員事務所を通じて、21日の交渉が決まりました。
          文部科学省と原子力安全委員会の出席を求めています。

          ●21日には、3月28日厚労省交渉要望書への賛同署名を提出します。
           賛同署名を寄せてくださった皆さん、ありがとうございます。現在集約中です。

          関連情報
          ◎「子どもは半分」、文科相が否定=原子力安全委員表明の被ばく量
           時事通信 4月15日(金)10時51分配信
            http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000047-jij-soci

          ◎高木義明文部科学大臣記者会見(平成23年4月15日)
            http://www.youtube.com/watch?v=aGREFhInQkM&nofeather=True
             子ども20ミリシーベルト問題
              3:44〜7:26 / ★21:17〜25:57/ 28:55〜ラスト
             原子力推進教育について  14:15〜21:17 / 25:57〜28:54

          ●4月15日付の質問書
          http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/mext_q20110415.htm

          「計画的避難区域」の年間被ばく線量20ミリシーベルトと、
          福島県内の学校の放射線被ばく安全基準についての質問書

          子どもの年間被ばく限度は20ミリシーベルトなのか

          原子力安全委員会 御中
          文部科学省 御中

           政府は、「計画的避難区域」について、年間被ばく線量を20ミリシーベルトと設定し、それ以下の場合は避難の必要なしとする見解を示している。

           今回、福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、内閣府原子力安全委員会は4月13日、年間の累積被ばく放射線量について「子どもは10ミリシーベルト程度に抑えるのが望ましい」との見解を示し、10ミリシーベルトを目安とするよう文部科学省に伝えたと報道されている。この経緯について原子力安全委員の代谷誠治委員は記者会見で、「校庭で土壌から巻き上げられた放射性物質を吸い込み、内部被ばくする場合のあることを考慮すべきだ、少なくとも大人の半分をめざすべきだ」と述べた。

           ところがその後、文部科学省は4月14日の参議院文教科学委員会で、「基準は20ミリシーベルト」と答弁した。また、4月15日の閣議後の会見で高木文部科学大臣は、「目標は20ミリシーベルト」と語り、子どもの年間被ばく限度も一般人と同等に扱うとしている。

          (1)文部科学省は、子どもにも一般成人と同じ20ミリシーベルトの年間被ばく限度を適用するという見解なのか。そうであれば、その理由と根拠を示すこと。

          (2)子どもの放射線にたいする感受性は成人よりも高く、より厳しい基準が必要である。文部科学省としては、子どもについて、どの程度考慮すべきと考えているのか。

          (3)安全委員会は、「計画的避難区域」の年間被ばく限度20ミリシーベルトという見解を示している。
          1 この見解は、安全委員会としていつ発表したのか、その文章を示すこと。
          2 この見解の根拠を示すこと。
          3「計画的避難区域」について、子どもの被ばく限度に関する設定はあるのか。

          (4)安全委員会の代谷誠治委員は、「子ども10ミリシーベルト」について、個人的見解とも述べている。これは個人的見解なのか、安全委員会としての見解なのか。
           安全委員会としての見解であれば、この見解をどのように文部科学省に伝えたのか。文章があれば示すこと。

          (5)文部科学省が示した、子ども20ミリシーベルトの被ばく限度は撤回し、少なくとも現行の1ミリシーベルトを維持するべきではないか。

          2011年4月15日
           福島老朽原発を考える会
            東京都新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 共同事務所AIR TEL/FAX 03-5225-7213

           グリーン・アクション
            京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952

           美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
            大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581
          | もーちゃん | 原子力問題 | 20:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
          Turn! Turn! Turn!
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            JUGEMテーマ:聖書

            17日14時からの「SUNDAY SONG BOOK」(DJ:山下達郎)で初めて知った曲。

            “Turn! Turn! Turn! (to Everything There Is a Season)

            1965年10月のアメリカのフォークロックバンド“The Byrds”によるカヴァーで彼らの3枚目のシングルに当たる。

            オリジナルは1962年、フォークグループ“The Limeliters”による。

            同年12月14日から3週連続で全米No.1のヒット、イギリスのシングルチャートでも26位となる。

            歌詞は、旧約聖書『伝道者の書』第3章1〜8節(KJVによる)から取られている(多少の語順変更が施されてはいるが)。

            1. To every thing there is a season, and a time to every purpose under the heaven:
            2. A time to be born, and a time to die; a time to plant, a time to reap that which is planted;
            3. A time to kill, and a time to heal; a time to break down, and a time to build up;
            4. A time to weep, and a time to laugh; a time to mourn, and a time to dance;
            5. A time to cast away stones, and a time to gather stones together; a time to embrace, and a time to refrain from embracing;
            6. A time to get, and a time to lose; a time to keep, and a time to cast away;
            7. A time to rend, and a time to sew; a time to keep silence, and a time to speak;
            8. A time to love, and a time to hate; a time of war, and a time of peace.

            1. 天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。
            2. 生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。
            3. 殺すのに時があり、いやすのに時がある。くずすのに時があり、建てるのに時がある。
            4. 泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。嘆くのに時があり、踊るのに時がある。
            5. 石を投げ捨てるのに時があり、石を集めるのに時がある。抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。
            6. 捜すのに時があり、失うのに時がある。保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。
            7. 引き裂くのに時があり、縫い合わせるのに時がある。黙っているのに時があり、話をするのに時がある。
            8. 愛するのに時があり、憎むのに時がある。戦うのに時があり、和睦するのに時がある。
                (『新改訳聖書第3版』=©新日本聖書刊行会=より引用)

            そして歌の最後には、

            A time for love, a time for peace,
            I swear it's not too late.

            と付け加えられている。

            半世紀の時を経てもなお、私たちのその思いは変わらない。
            今日も平和を求めて祈り続けようではないか。
            | もーちゃん | 希望の光 | 15:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
            再び嵐山へ
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              JUGEMテーマ:日記・一般

              最近、半ば衝動買い的に通販で購入した一眼レフ型のコンデジ(いいんだ もうすぐ誕生日だし それに今年から始めた新しい仕事に頑張っている自分へのご褒美にを片手に、再び、そろそろ散り初めし桜の嵐山へ。


              1週間前の土曜日(9日)は午前中にもかかわらず、文字通り溢れんばかりの観光客でごった返していた。
              しかし今日(16日)の午後は、曇りがちという天気のせいか、あるいはこれからが満開の“御室桜”で有名な仁和寺に客足を取られているせいか、そこそこの人手だった。


              渡月橋
              渡月橋を望む

              今回は三条通をそのまま西進し、以前にも幾度か訪れたことのある亀山公園へと向かう。

              亀山公園道標

              正確には「嵐山公園 亀山地区」と言うらしい

              ここは小高い丘になっており、頂上には展望台が3か所ある。
              また、角倉了以の銅像や、周恩来首相来日記念碑などを抱えている。

              亀山公園内の桜2

              亀山公園内の桜1
              亀山公園内の桜たち

              そして頂上展望台へ。

              展望台から2

              展望台から1

              展望台から保津峡を望む

              山々の、さまざまに彩られた木々が美しい。

              ところで、公園内の所々にはこんな看板が……。

              猿に注意

              私は未だ猿に出会ったこともなければ叫び声を聞いたこともないけれど

              亀山公園を後にし、中之島公園へ行ってみる。

              9日に観た桜はどうなっているかと言うと……。

              中之島公園内の桜

              ほとんど“葉桜”と化している

              このまま歩行者自転車専用道に乗って松尾橋〜罧原堤経由で帰宅しようかと思ったが、にわかに冷たい風が吹きつけてきたので、遠回りは止めて急いで帰ることに

              今週も楽しい小旅行でした
              | もーちゃん | わが町・京都 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
              朝鮮の声HP開設
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                JUGEMテーマ:BCL

                4月12日の朝鮮の声(Voice of Korea=VOK)放送によると、同局は来る15日に「朝鮮の声インターネット版」を開設します。
                アドレスは、

                www.vok.rep.kp

                とのことです。

                他の多くの放送局は既にHPを設けているので、VOKもようやく追いついた、といった感じです。

                報道の自由度最下位を誇る()朝鮮民主主義人民共和国の国際放送「朝鮮の声」のHP。
                一体どんな内容となっているのか、今から“ある意味”で楽しみです。
                | もーちゃん | BCL | 19:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
                【転載】京大原子炉研究所 小出裕章氏に聞く
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                  JUGEMテーマ:原子力発電

                  USTREAM岩上安身(いわかみ やすみ)氏のIWJ 岩上チャンネル7京都大学原子炉実験所 小出裕章氏に聞くより。
                  岩上氏のtwitterより引用。文字強調はもーちゃんによる。

                  原子炉の圧力容器に穴の空いている事実、再臨界が始まっている高い可能性について、明晰に論じながら、最悪の破局を回避するシナリオを語る。

                  再臨界を止めるには、中性子を吸収するホウ素の投入すべきだが、東電は、一時投入を控えていた可能性がある。
                  ホウ素の投入は、結晶の付着などの問題があるが、再臨界を起こさせてはならない。
                  最悪の破局のシナリオは、どれか一つの炉がメルトダウンの果てに、水蒸気爆発を起こし、他の炉の冷却作業もできになくなって、連鎖的に爆発を起こすシナリオ。
                  その最悪の破局のシナリオが現実化すると、チェルノブイリが放出した放射性物質の6〜10倍の量の放射性物質が飛散すると思われる。
                  再臨界が始まっても、即、その最悪の破局になるのではない。
                  再臨界の熱によって膨張すると、ウランは臨界がとまる、が、また再開する、その繰り返しで、ブスブスとくすぶる。
                  最悪の破局を避けるためには、とにかく冷やし続けること。
                  圧力容器と格納容器を一体として扱い、サプレッションチェンバーというプールに溜めた水を、再び圧力容器に戻すループの確立が必要。
                  同時に外部冷却装置を設置するなどして、熱交換のループも確立しなくてはならない。
                  その現場作業、高い放射線量の中でできるか。
                  できないと破局に近づく。
                  先日の宮城県中心の地震で、六ヶ所村の再処理施設、女川原発、東通り原発も、一時外部電源が絶たれた。
                  福島第一原発と同じ危険な事故はどこでも起きうる。
                  原発はすべてやめるべき。
                  非常用電源を高台に設置すればいいとか、小手先の議論がまたなされているが、無意味。
                  機械は必ず壊れ、人は必ずミスを犯す。
                  事故は必ず起きる。
                  そして原発事故の場合は、取り返しがつかない。
                  実は、そもそも、リスクを冒してでも原発を必要とする理由はない。
                  原発をすべて停めても、現在の火力発電所の稼働率を7割に上げれば、カバーできる。
                  政府と電気事業者の公開データだ明らか。
                  原発がないと電力が不足するというのは、真っ赤な嘘。
                  政府、マスコミは本当の事実を伝えない。
                  また、原発が安く電力を供給している、というのも嘘。
                  原発のコストは最も割高。
                  そのために、日本人は世界一高い電気代を払わされ、家計だけでなく、産業界にもダメージを与えている。
                  アルミ精錬は、高い電気代に耐えられず、海外に出ていった。
                  今、日本に残っているのは日本軽金属の一工場のみ。
                  そこは水力の自家発電機をもっているからこそ、操業が可能に。
                  原発は生産性を下げ、経済にもマイナスの影響を与えている。
                  ことほど左様に、原発存続の理由は、何もない。
                  一刻も早く停止、廃絶すべき。
                  | もーちゃん | 原子力問題 | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  桜の季節
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                    JUGEMテーマ:日記・一般

                    当地京都も桜が満開。
                    特に嵐山の桜たちは美しい。

                    昨日昼から今日早朝にかけての、そして訪れた午前中はで薄暗かったが、想像以上に観光客は多かった。

                    桜と観光客1

                    桜と観光客2
                    渡月橋を三条通沿いに東から望む

                    山々にも桜で色づいている所が見える。

                    渡月橋
                    渡月橋と嵐山

                    中之島公園1
                    桂川対岸の中之島公園を望む

                    渡月橋を渡り中之島公園へ。

                    中之島公園2
                    中之島公園の桜

                    中之島公園3
                    中之島橋から大堰川を望む

                    中之島公園から中之島橋を渡り、嵐山公園内に入る。

                    嵐山公園の桜1

                    嵐山公園の桜2
                    嵐山公園の桜たち

                    歩行者自転車専用道を通って、嵐山東公園へ。

                    嵐山東公園の桜1
                    嵐山東公園南端の桜たち

                    そして松尾橋のたもとへ。

                    松尾橋たもとの桜
                    松尾橋たもとの桜

                    松尾橋を渡り、罧原堤を北上。

                    歩道沿いに咲き誇る桜並木は、まるで“桜のトンネル”。

                    罧原堤の桜のトンネル
                    罧原堤の“桜のトンネル”

                    1時間余りの“小旅行”。
                    天気が良ければ、桜ももっと美しく見えたのだろうけれど……。
                    しかし暖かだったので、には持って来いだった。
                    | もーちゃん | わが町・京都 | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    【転載】大阪府警によるキリスト教医療団体への弾圧
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                      JUGEMテーマ:政治思想

                      日本基督教団の各教会・伝道所の皆さま


                      主の御名を賛美いたします。


                       突然のことではありますが、4月5日、釜ヶ崎(西成区)において、大阪府警による不当な逮捕、そして家宅捜索が強行されました。4月5日午前9時前後、釜ヶ崎にかかわる5名が一斉に逮捕され、同時に分かっているだけでも12カ所への家宅捜索がなされています。


                       容疑は、昨年7月11日の参議院選挙の投票日に、萩ノ茶屋投票所へ詰め寄り、公務執行妨害をしたというものです。


                       憲法15条では、成人に達した日本国民は、財産、収入にかかわりなく平等に国政選挙の選挙権が保障されています。その一方で、住民登録がなく住民票が抹消された人に対しては選挙人名簿に記載がなく、選挙権を行使できないという現実があります。


                       釜ヶ崎をはじめとして、住居がないために基本的人権である選挙権を行使できない野宿者、労働者が大勢います。そのように選挙権が与えられていないという 状況は人権侵害であると訴えて萩ノ茶屋投票所で声を発した者に対し、今頃になって大阪府警は大弾圧を加えてきました。これは明らかに4月10日の地方選挙 を前にしての予防的言論封殺と考えられます。


                       今回逮捕された一人に、釜ヶ崎医療連絡会議代表であり関西労働伝道委員会専従であり、また日本基督教団摂津富田教会牧師である大谷隆夫さんも含ま れています。今回逮捕された大谷さんらが、暴力を振るったり、選挙を妨害したという事実は全くありません。にもかかわらず、このような地方選挙をにらんで の一斉逮捕は、全く不当な政治的弾圧であると言わざるを得ません。


                       どうか、皆さま、このような事実無根の冤罪に抗議の声をあげてくださいますようお願いいたします。またどうか今後予想される弁護士費用などに対する支援をお願いいたします。


                      ● 抗議先 高槻警察署 電話 072−672−1234

                      ● 支援カンパ 郵便振替 00940-5-79726 加入者: 釜ヶ崎医療連絡会議

                      ● NPO 法人釜ヶ崎医療連絡会議連絡先 電話 06−6647−8278

                      呼びかけ 関西労働伝道委員会 横山順一


                      ※大谷さんへの差しいれ、面会の体制を組んでいます。ご協力をいただける方は、横山までご連絡ください。毎日でも、高槻警察署に行くことは、大きな支えとなります。


                      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                      平和を実現するキリスト者ネット
                      Tel & Fax: 03-5272-8312

                      | もーちゃん | 国家権力とその取り巻き連中の横暴 | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
                      【転載】避難区域の拡大などを求める要望書に賛同署名を!
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                        JUGEMテーマ:原子力発電

                        ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                        緊急です 4月10日(日)第一次集約
                         避難区域の拡大などを求める 3月28日要望書に賛同署名を!
                         今すぐ、ネットで賛同署名を!
                        http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/signature110328/signature110328_1.htm
                        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇

                        同様の国際署名も始まっています(連絡先:グリーン・アクション)。
                        国際署名はパンク寸前だそうです。
                        日本でも早急に広めましょう。

                        福島原発事故による汚染と被ばくは、日々深刻になるばかりです。
                        政府はいまだに周辺住民の避難区域を拡大しません。
                        空気、土壌、水、野菜、原乳、そして海への放射能放出まで。
                        法令の約160倍もの放射能を含む廃液、約1万2千トンもの大量放出です。
                        東電は漁協に連絡することさえしていません。まったく許せません。

                        ★とにかく多くの人の声を集める以外にありません。
                        緊急です。
                        3月28日厚労省交渉での要望書に賛同署名を募っています。
                        「要望書」は避難区域の拡大等8項目を求めています。
                        呼びかけは、最後に書いている7団体です。
                        集まった賛同署名を政府に提出します。

                        要望事項が一刻も早く実現するよう、要望書への賛同署名を広げてください。

                        ★団体でも個人でも署名できます。

                        ●●ネット署名はこちらから。すぐにクリックを!
                        http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/signature110328/signature110328_1.htm

                        ●手書き用署名用紙はこちらにあります。
                        http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/signature110328/signature110328.pdf

                        ★皆さんのブログやHPでもネット署名など紹介してください。

                        ★第一次集約は4月10日です。
                        (緊急を要する項目があるため。最終集約日は後ほど連絡)

                        ★公開質問書の共同提出団体になった168団体にも改めて賛同署名をお願いします。

                        ◎賛同署名の呼びかけ団体は下記7団体です
                        グリーン・アクション/玄海原発プルサーマル裁判の会/原子力資料情報室/日本キリスト教協議会/ふぇみん婦人民主クラブ/福島老朽原発を考える会/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
                         賛同署名集約:美浜の会 http://www.jca.apc.org/mihama/
                               大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581

                        ◎同様の署名は海外でも取り組まれています
                             国際署名の連絡先 グリーン・アクション 
                                http://fukushima.greenaction-japan.org/
                        | もーちゃん | 原子力問題 | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
                        【緊急転載】原発緊急情報(47)汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ
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                          JUGEMテーマ:原子力発電

                          原発 緊急情報(47)

                          汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ

                          ドイツの気象サービス及びノルウェーの発表では、45日から7日にかけて、福島原発からの風が一旦、南に行き、四国・九州にまで南下し、そこからさらに偏西風で日本列島を縦断して、北海道に達する上ると予想されています。

                          Bdcam_20110404_080604710

                          この図はドイツ気象サービス(DWD)のシミュレーションで、日本で46日頃にあたります(あまり時間は厳密に考えない方が良い)。

                          パソコンで図を見ることができない人がおられますので、文章でも説明しますと、福島から一旦、太平洋に出た汚染物質は、その後、東風でぐるっと回って日本の房総半島、静岡、四国、九州とまわり、山陰から福井まで達します。

                          つまり4月6日頃を中心にして初めて福島原発の汚染物質が西日本を汚染する可能性がありますので、注意が必要です。

                          Bdcam_20110404_081102990

                          次に示す図はノルウェーのシミュレーションであり、上のドイツの気象サービスのデータから約1日たった状態です(7日ぐらい)。

                          一旦、日本の西日本に到達した福島原発からの放射性物質は、その後、偏西風に乗って北に進み、日本列島を縦断して北海道まで達すると予想されている。

                          この頃、新たに福島原発から放射性物質が漏れれば、それもともに北海道の東海岸に到達すると計算されています。

                          このシミュレーションの結果は、あくまでもドイツとノルウェーの結果であって日本の気象庁の予想ではありません。

                          日本の気象庁は、現在のところ福島原発の放射性物質がどのように飛散するかの予報を出していません。花粉予想や噴煙の予想は気象庁の役割でありますが、どうやら放射性物質を飛散については気象庁の役割範囲にはないそうです(税金は?)。

                          いずれにしても、できるだけ多くの情報を集めて、私たちと家族の安全を守りたいと思います。

                          ドイツとノルウェーの情報が、どのような基礎的なデータに基づいているのかわからないので、ここでは日付もはっきりとは示していません(もとデータは時間もハッキリ示してありますが、それほど精度が無いと思うので、「絶対にそうなる」と断定的に考えないでください。

                          しかし、私たちにとって重要な情報であることは確かです。この情報に基づいて、

                          「もしかすると、西日本もしくは日本全体に放射性物質が飛散するかもしれないので、45日から7日ぐらいにかけて、外出を避けたり、マスクをする、子供を外で遊ばせない、家の戸締りをしっかりするという対策を取っておく。」

                          と考えてください。

                          ドイツとノルウェーの予想が外れるかもしれません。外れたら申しわけないけれども、それは仕方がないので、その時は、多少無駄な時間を過ごしてしまったと思ってください。

                          ・・・・・・・・・

                          ところで現実に九州まで放射性物質が飛んで、例えば鹿児島が1時間当たり1マイクロシーベルとまで放射性物質が上がり、それが1週間続いたとします。

                          その場合の被ばく量は、

                          1×7×24=168マイクロシーベルト

                          で、今回限りであれば、長期的にも、赤ちゃんにも、妊婦にも問題はない。

                          (注)さらに詳しい計算(鹿児島の人の1年間)

                          168+(0.05*358*24)=597マイクロシーベルト

                          で、今回限りであれば、累積放射線も大丈夫です

                          鹿児島が大丈夫なのは「ずっと続けて被曝する」というのが恐ろしいので、一時的な被曝はあまり影響がないということです。

                          でも、被曝は少なくしておくのが良いので、自衛してください。

                          (平成2344日 午前8時 執筆)


                          武田邦彦

                          | もーちゃん | 原子力問題 | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
                          【転載】福島第一原発事故に対して適切な対策を求める声明
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                            JUGEMテーマ:原子力発電

                            <賛同署名要請>「福島第一原発事故に対して適切な対策を求める声明」/福島第一原発事故に対して適切な対策を求める有志

                            2011年3月
                            福島第一原発事故に対して適切な対策を求める有志


                            1) 私たちは、2011年3月11日(金曜日)の「東日本大震災」 を契機として起きた福島第一原発事故(以下「本件事故」と言います)に対して、 政府による事故の過小評価が重大な結果を招くことに重大な懸念を感じています。
                            2) 2011年(平成23年)3月16日(水曜日)の朝日、毎日、読売新聞各紙の夕刊によると、 世界の核関連活動を監視する米シンクタンク、科学・国際安全保障研究所(ISIS)は、15日、本件事故について、事故・ トラブルの8段階の国際評価尺度で上から2番目の 「レベル6」に近く、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同じ最も深刻な「レベル7」 に 達する可能性もあると指摘したことが記載されています。

                             また、フランスの原子力安全局も、「レベル6」に相当するとの見解を示している旨記載されています。
                             ところが当初、経済産業省原子力安全・保安院は、国際評価尺度で上から4番目の「レベル4」に相当すると評価しました。これは、 本件事故が、79年の米スリーマイル島原発事故の「レベル5」よりも危険性が低いという評価でした。
                            3) 経済産業省原子力安全・保安院が、本件事故について、レベル4としたのは、 事故後間もなくのことでした。
                             しかし、本件事故が、その後の状況から、 外部への放射性物質の漏れが少量にとどまったスリーマイル島原発事故よりも重大なものであることは明白です。
                            4) その後事故状況の変化を受けて、3月18日、経済産業省原子力安全・保安院は本件事故について 「レベル5」との評価を下しました。
                             私たちは、経済産業省原子力安全・保安院に対し、引き続き本件事故に ついて適切な評価を行い、 その評価にふさわしい対策を講じるよう求めます。過小な評価に基づく対策を続けていれば、手遅れになるのは明らかです。
                             まずは、避難区域の拡大とその区域内の住民の避難を徹底するよう求めます。
                             少なくとも屋内退避指示の30キロ圏内、できれば他国政府が指示している80キロ程度の住民を避難させる手段を早期に講じていただきたい。
                             また、私たちは、政府や東京電力株式会社が、本件事故について徹底した情報開示を行って、国際原子力機関(IAEA) などの協力を得るとともに、放射性物質の飛散状況について周辺各国が把握できるようにする必要があると考えます。
                            5) この国難ともいえる事態を乗り越えるために、ぜひ、 政府及び東電に以上のことを実現していただきたい。
                             私たちもそれぞれがなしうる最大のことをなしたいと考えています。


                            福島第一原発事故に対して適切な対策を求める有志

                            原   寿 雄
                            清 水 英 夫
                            大 石   進
                            桂   敬 一
                            小 中 陽太郎
                            岩 崎 貞 明
                            古 本 晴 英
                            杉 浦 ひとみ
                            田 場 暁 生
                            飯 田 正 剛
                            日 隅 一 雄




                            ★本声明にご賛同いただける方々へ
                            以下のフォームに従って、ご連絡ください。
                            1.お名前(公表可、不可)
                            2.メールの件名に「メール声明原発事故対策」とご記載ください。
                            3.賛同のご連絡は、田場暁生( akio-taba1116@nifty.com )までお願いします。

                            ★転送していただける場合、2011年(平成23年)3月16日(水曜日)の朝日、毎日、読売新聞各紙の夕刊についても、 できる限り広めて頂きたいと思います。
                             ○2011年3月16日 毎日新聞夕刊
                            http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110316dde012040006000c.html
                             特集ワイド:東日本大震災 福島原発事故、専門家に聞く 最悪の事態、制御できるのか「原発事故の国際評価と具体例」が、わかりやすく、 書かれていると考えられるからです。
                             私たちは、賛同メールを集約して、記者会見、政府への送付等を行う予定です。
                             私たちは、本声明が広がり、本件事故の事故対策が適切なものとなるように求める声が大きく広がることを願っています。
                             このような趣旨から、本声明は、日本語文ですが、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、ハングル語などなど、 各国の言語によって翻訳されて、さらに、広まることも願っています(私たちは、本声明の趣旨が書かれている限り、 各国の言語への翻訳を歓迎します)。

                             皆様において、本声明の趣旨をご理解していただき、広めて頂けますようお願いいたします。

                            | もーちゃん | 原子力問題 | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
                            【転載】日本はどのようにして原発列島になったか
                            0
                              JUGEMテーマ:原子力発電

                              『日本はどのようして原発列島になったか』
                              〜〜過去50年にわたる自民党政権の政策をチェックする〜〜

                                            2011年4月2日
                                                 池住義憲

                               「原子力、エネルギー政策は(今回の)事故の検証を踏まえ、改めて議論する必要がある」。これは菅直人首相が、3月31日、サルコジ仏大統領との共同記者会見の場で語った言葉です。政府は昨年(2010年)6月に、現在54基ある原発を2030年までに14基以上増やすという閣議決定をしていましたが、それを「見直しを含めて検討したい」としました。

                               そもそも今日の日本のエネルギー政策(原発政策)は、誰がどのように作り、進めてきたのか。振返ってみましょう。

                              原発政策のおこり(1955年〜1990年代)

                               起こりは1955年に遡ります。当時の自由党と日本民主党の保守合同により現在の自民党が成立(1955年11月)した直後です。その年の初めに米国から濃縮ウランの供与を含む対日原子力援助に関する申し出がありました。それを受けた自民党政権・鳩山内閣(1954〜1956年)は、1955年12月の臨時国会で「原子力基本法」、「原子力委員会設置法」などいわゆる“原子力三法”を議員立法として成立させました。

                               その後、原子力利用に係わる体制を整備し、1956年9月に第一次原子力長期計画をまとめます。岸内閣(1957〜1960年)は、米国から導入した技術と貸与されたウランによって、1957年に茨城県東海村に日本で初の原子力研究所を設置しました。原子炉として高速増殖炉の開発や核燃料再処理の全てにわたって国産化を目指す日本原子力産業の拠点とするためでした。

                               この方針は、米国からの支援を受けて、岸内閣以後も池田内閣(1960〜1964年)内閣、佐藤内閣(1964〜1972年)にも引き継がれます。そして敦賀(1970年〜)、美浜(1970年〜)、福島第一(1971年〜)に原発を設置していきました。さらにその後も、島根(1974年〜)、高浜(1974年〜)、玄海(1975年〜)、伊方(1977年〜)、東海第二(1978年〜)、福島第二(1978年〜)、川内(1984年〜)、女川(1984年〜)、柏崎刈羽(1985年〜)、泊(1989年〜)、大飯原(1991年〜)、志賀(1993年〜)、浜岡(1993年〜)、東通(2005年〜)と拡大の一途を辿っています。

                               その結果、現在、日本国内にある原発は、13道県で計54基(稼動しているもの)の原発が地震列島の上に点在しています。そのほとんどが米国型軽水炉の導入です。そして、現在計画中の原発は14基(2011年島根、2014年大間、2016年敦賀2基、2016年福島第一2基、2017年〜東通3基、2018年上関2基、2019年川内、2020年浜岡、2021年浪江・小高)となっています。この間、自民党政権は、田中内閣(1972〜1974年)、三木内閣(1974〜1976年)、福田内閣(1976〜1978年)、大平内閣(1978〜1980年)と続き、「原子力長期計画」は次々と更新されていきます。

                               1980年代に入ると、特に1988年カナダ・トロントで開催された「大気変動に関する国際会議」においてオゾン層破壊、酸性雨、温室効果ガス問題が議論されるなど、地球温暖化問題への国際的な対応が求められるようになってきました。しかし、鈴木内閣(1980〜1982年)、中曽根内閣(1982〜1987年)、竹下内閣(1987〜1989年)、宇野内閣(1989年〜)、海部内閣(1989〜1991年)、宮沢内閣(1991〜1993年)と続いた自民党政権は、原発は温室効果ガスの排出を抑制するための代替エネルギーに成り得るとして、むしろ原発政策の維持・発展を強調しました。

                              21世紀に入ってからの動き

                               2000年代初頭の森内閣(2000〜2001年)、小泉内閣(2001〜2006年)では、第九次原子力長期計画を策定し、21世紀の原子力発電は地球温暖化対策やエネルギー安全保障の観点から、引き続き基幹電源として位置づけて、最大限に活用・推進する方針を鮮明にします。MOX 燃料(ウランとプルトニウムを混ぜた混合酸化物燃料)を利用するプルサーマル推進計画をより着実かさせたのも、この時です。

                               そして、2002年に「エネルギー政策基本法」、2003年に「エネルギー基本計画」、2005年に「原子力政策大綱」を閣議決定。2006年には「原子力立国計画」と矢継ぎ早に取りまとめていきます。日本の原子力産業の国際展開支援(原発の輸出)は、こうした流れのなかで打ち出されていきました。

                               このように日本の原発政策は、50年の長きにわたって自民党政権(1999〜2009年は自公政権)が米国からの支援によって、電力会社と重電メーカーと一体になり、進めてきたのです。その結果、海洋プレートと大陸プレートの境界に位置する日本列島、しかも過去に大地震・大津波を経験している列島の海岸線沿いに54基もの原発がひしめくことになっているのです。

                               自民ならびに自公政権下で進められてきたこうした計画は、2009年9月の政権交代後も引き継がれました。民主党は2009 年の衆院総選挙マニフェストで、原子力利用について着実に取り組む」と書き、その次の2010年参院選マニフェストでは、「総理、閣僚のトップセールスによるインフラ輸出」として原発を挙げています。

                               鳩山内閣(2009〜2010年)は、この分野での日本の強みを活かして日本が「環境・エネルギー大国」を目指すとした「新成長戦略(基本方針)」を決定します。そして菅内閣(2010年〜)に引き継いだ矢先に、福島第一原発事故が起きたのです。

                              「原発事故」と「原発政策」の検証が欠かせない

                               原発政策の「見直し」「再検討」は、当然です。「2030年までに14基以上増設する」というエネルギー計画を根底から見直すべきです。現在稼動している原発も、すくなくとも大地震・大津波の可能性が高いとされている地域の原発運転は停止することです。そして、過去50年にわたって自民党政権が進めてきた原発政策を根底から見直し、今回の福島第一原発事故の検証を行う必要があります。

                               今回の福島第一原発での事故内容とその対応から改めて明らかになったことは、原発は人為で制御できないということ。自分たちで「想定」した範囲内(想定枠)のなかで対策を講じていたことが甚大な被害を生じさせた、ということです。

                               そして、環境・人体に及ぼす被害の広さと深刻さは、地域・国をはるかに超えて地球全体に及ぶこと、数世代を超えておよぶということです。使用済み核燃料問題に至っては、人為で処理する技術・方法を持たないままに原発を稼動し続けている、ということが明らかになってきました。

                               過去50年にわたって原発政策を推し進めてきた政党は、今回の福島原発事故を踏まえ、真摯な反省と検証作業をまず自らが行なうべきではないかと私は思います。

                               人命・環境(生態系)を重んじるよりも、人為で制御しきれない原発を優先して政策決定してきたのはなぜか。そのことをどう考えるか。過去の地震・津波の経験やデータで大地震・大津波発生の可能性が高い地域(三陸および東海地方など)の海岸線沿いに原発を設置したのはなぜか。そのことをどう考えるか。

                               さらに、自ら設定した「想定枠」に基づいて発信してきた「安全情報」と原発立地周辺地域の「対策」の政策決定プロセスで何が欠けていたのか。使用済み核燃料の危険さとそれを人為では処理することが出来ず、また最終処分地の目途が立っていないにも拘わらず、なぜ原発導入を優先したのか。

                               今後の日本のエネルギー政策を策定する時、こうした検証作業は、欠かすことができない基盤になるのではないかと思います。

                              | もーちゃん | 国家権力とその取り巻き連中の横暴 | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
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                              日本国民のどれくらいが「憲法とは何か」という問いに正しく答えられるのだろうか。著者は基本的に護憲の立場を取るが、その主張は第9条の正当性をヒステリックに叫ぶだけのものではない。本書は国際的かつ歴史的視点から憲法を解説し、日本国憲法が為政者と国民に何をもたらし、また何を抑制してきたかを整理するもの。
                              まずは「国の最高法規」である憲法が政府の施策のみならず、国民個人の政治的アイデンティティーを規定し、その国の文化にまで深い影響を与えていることを種々の学説や西欧の実例で示す。結果、日本国憲法の条文は主権在民の原則に立つ我が国の政府に対する「命令」であり、命令を下された側が足かせと感じるのは当然のことだと言う。「この憲法は米国から押しつけられたもので国民の総意ではない」という改憲派の常套句については、戦勝国の米国自身ですら制御できない権限を日本国民に与えたことを、米国が最も悔やんでいると反論する。
                              こうした立ち位置から第9条と安全保障条約、言論の自由、人権条項、政教分離の原則などをテーマに、現憲法の価値について考察を加えていく。
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                              板倉 徹
                              ケータイ、テレビ、パソコン…。視覚に頼りすぎた生活では「脳」は萎縮する。ラジオを聴いているときや読書の「場面想像」で脳全体が活性化する―など、脳機能低下を防ぎ、頭を良くするカンタンな方法を提案。無理なく継続でき、能力向上、記憶力アップ、脳の若返り、うつ病・アルツハイマー防止などにも効果抜群なシンプル生活のすすめ。
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                              水口 憲哉
                              25年以上昔から再処理工場からの放射能廃液の海洋放出に関して情報発信を行ってきた著者による、気仙沼における講演記録を収録したブックレット。さまざまな事例をもとに、放射能廃液による海洋汚染の実態を述べる。
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